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「おかえり!」 JR九州の久大本線、全線で運転再開 9月17日から(1/2 ページ)

2021年8月の大雨被害でかなり大きな被害を受けました。

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 九州旅客鉄道(JR九州)は、2021年8月の大雨で被害を受けた日田駅〜豊後森駅間(25.6キロ)の運転を、9月17日始発列車から再開すると発表しました。

久大本線
久大本線を走る観光特急「ゆふいんの森」(画像:JR九州)

 久大本線は福岡県の久留米駅から大分県の大分駅を結ぶ全長141.5キロの路線。沿線には大分の小京都といわれる日田や著名温泉地・湯布院温泉などの観光地があり、観光特急「ゆふいんの森」などを運行しています。

 近年久大本線は、たびたび台風や豪雨で被災しています。鉄道橋が流されるほど甚大な被害を受けた2017年7月豪雨(関連記事)、また、2020年7月豪雨で受けた被害を2021年3月に復旧したばかりでしたが、2021年8月に再び豪雨で被災し、一部区間で運転を見合わせていました。

 今回の2021年8月豪雨で同区間は線路の変形や橋脚周りの護岸損傷などの被害を確認。工事を急ピッチで進め、被災から約1カ月・36日で復旧となります。

久大本線
2021年8月豪雨で被災した杉河内(すぎかわち)駅〜北山田駅間の「第十玖珠川橋りょう」(画像:JR九州)
久大本線
9月9日時点の復旧状況(画像:JR九州)

 同駅間で実施する代行バスは9月16日で終了。同区間を運行する特急「ゆふいんの森」「ゆふ」の指定席は、9月11日から販売を開始しています。

大泉勝彦



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