「新型フェアレディZのセーフティカーができるまで」の裏側がかっこいい! 回転灯ギラリ、中も想像以上にガチチューン(1/2 ページ)
「お願いだから納車も頑張ってくれー」「パトカー制式採用も」の声も♪
日産自動車がスーパーGTの新しいセーフティカーを新型フェアレディZをベースに製作。公式YouTubeチャンネルで「新型Zのセーフティカーができるまで」の裏側を披露しました。
フェアレディZは、「手の届く夢のスポーツカー」「日産の走りへの情熱を象徴するクルマ」を掲げて投入する国産スポーツカーファン期待の新型車(関連記事)。ロングノーズ&ショートデッキスタイルの「Z」らしいデザイン、最大405馬力を発生するハイパワーの3リッターV6ツインターボエンジン、マニュアルモード付き電子制御9速AT仕様に加えて、運転の楽しさや走る喜びを得たい人に向けてあえて6速MT仕様も用意します。
新型Zは国内ハコ車レースの最高峰となる人気レース・スーパーGT GT500クラスにも参戦。さらに、スーパーGTレースの2022年シーズン第3戦(鈴鹿サーキット)から公式セーフティカーとしてデビューしました。
ベースは海外仕様(左ハンドル)のNissan Z。新型Zのテーマカラーの1つ、遠くからも目立つ派手カラー「イカズチイエロー」をベースに「SAFETY CAR」の大型デカールを貼り、回転灯・閃光灯をビシッと後付け。車内もカーボン素材のフルバケットシートとフルハーネスのシートベルトでチューニング車のような本気仕様になっていました。トランスミッションはパドルシフト付きの9速AT仕様のようです。
セーフティカーは、レース中のスピンや事故といったアクシデント時や荒天時などにコースへ入り、コースの安全を確認できるまで隊列の先頭についてレースペースをコントロールする、安全なレース運営に必須となる重要なマシンです。
実はレースカーと走行性能や仕様、外観に大きな違いはありつつも、あまりに遅すぎてはいけません。テレビ中継などでは相対的にゆっくりのんびり走っているように見えますが、実はかなりの速度で、市販車としては恐らく本気走りするほどで走行します。これ、大雨のときもそうです。だから、相応に経験を積んだドライバーが操り、シートやシートベルト、恐らくタイヤや足回りも本気仕様。そして、やはりそもそも基本性能の高い車両が選ばれるそうです。
動画には「かっこいい!!」「お願いだから納車も頑張ってくれ」「これをそのままパトカー仕様にしてもいいんじゃない?」などのコメントが多く寄せられていました。うほ、パトカー制式採用にも期待!
(カナブンさん)
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