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浅草駅前にモンスターが出現するCG表現が、実際に起きた出来事かと思ってしまうほどリアルな見た目で驚かされます。
VFX(視覚効果)アーティストの涌井嶺(@Ray_T6L)さんによる、浅草駅の道路を謎の生物が歩く映像作品。光沢感のある触手のようなものを全方位に伸ばして進む様子は、タコが移動する姿にも似て見えますが、地球上のどの生物とも異なっていて不気味な雰囲気です。
モンスターは海外のクリエイターが販売したものを使用しているそうです。触手が地面に着地する瞬間や、絡まり合う様がCGならではの繊細な動きを見せています。
涌井さんはメイキング映像も公開。現実の動画と、CG映像をうまく組み合わせて、動画にリアリティーを出す過程はとても魅力的です。
Twitterでは現実と見間違えそうな映像に「これ本当にCG?……ちょっとリアル過ぎでは…?」と不安に震えている感想や、世界観に入り込み「今回の討伐対象はこいつらかぁ」とモンスターを倒そうと意気込む人の声が寄せられています。現実との区別が付けられなくなりそうなほど没入感満載ですてきな映像です。
画像提供:Ray Wakui / 涌井嶺(@Ray_T6L)さん
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