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コペンハーゲン銃乱射事件でハリー・スタイルズの公演が中止に 「会えなくてごめん。どうかお互いを思いやって」(1/2 ページ)

死者3人、重傷者3人と伝えられています。

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 デンマークの首都コペンハーゲンで現地時間7月3日、銃乱射事件が発生。これを受けて同日に現地で予定されていた英歌手ハリー・スタイルズのコンサート公演が中止となりました。本人がTwitterで声明を発表しています。

ハリー・スタイルズ
1日オスロ公演でのハリー・スタイルズ(画像はハリー・スタイルズ公式Instagramから)

 ハリーは「コペンハーゲン市民と同様、胸が引き裂かれる思いです。この町が大好きだ。市民はみんな温かく、愛に満ちている」とコメント。事件の被害者や巻き込まれた人々を思うと「たまらない気持ちになる」と動揺と衝撃の大きさを強調しています。

 ハリーが現在行っている「Love On Tour」はもともと前作「ファイン・ライン」のリリース後、2020年に予定していたもので、パンデミックによる中止や延期を経てようやく2021年9月から公演を開始。やむを得ない事情とはいえ中止の決定に「会えなくてごめん。どうかお互いを思いやって」と謝罪を伝えました。

 報道によれば、事件現場となったのはコペンハーゲン中心街に近いショッピングモールで、これまで3人が死亡、3人が重傷を負い複数のケガ人が出たとのことです。また警察は容疑者とみられる22歳の男性を逮捕したと報じられています。

 ハリーの投稿には「正しい決断をしてくれてありがとう。安全が第一です」「中止こそ最良の選択で、思いやりが今最も必要されるもの」と決断を支持するコメントが続々。コンサート来場予定者も「会いたかったけれど今は危険だから、次の機会を心待ちにしています」「私も友人も会場にいたからショック。でもまずは被害に遭った方へお悔やみを申し上げます」と理解を示しました。

 また、現地のファンから「ギャングの抗争を除けばデンマークで銃撃事件は非常に珍しい」「銃の所持はライセンス制」と情報が寄せられ、隣国ノルウェーでも6月に発砲事件が発生し、アメリカでは銃の規制を巡って議論が起きていることから、活発な意見交換の場となっています。ハリーは米テキサス州の小学校での銃乱射事件後に声明を発表し、8月から予定する北米ツアーでは各地の団体を組んで銃撃事件防止運動に取り組んでいくとしていました。

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