“競技かるた”を題材にした人気漫画『ちはやふる』が、8月1日発売の『BE・LOVE』9月号(講談社)で15年の長期連載に幕を下ろしました。主人公の綾瀬千早と真島太一、綿谷新らの行く末をカラーポスター付き81ページのボリュームで描きます。
『ちはやふる』は、競技かるたに打ち込む千早の成長を描いた作品。2007年から連載された同作のシリーズ累計発行部数は2700万部を超えており、テレビアニメと実写映画も製作されています。
最終回が掲載された『BE・LOVE』9月号では、表紙と裏表紙の両面に『ちはやふる』が登場。裏表紙は、これまでのカラーイラストを使用したモザイクアートとなっています。同誌には、描き下ろしポスターと最終回記念記事、テレビアニメおよび実写映画キャストからのお祝いメッセージも掲載されており、全247話の物語のフィナーレに華を添えています。なお、『BE・LOVE』9月号の電子版では、「『ちはやふる』ベストセレクション」として過去の人気エピソードを限定再録しています。
完結記念キャンペーンとして講談社のコミックアプリ「マガポケ」と「コミックDAYS」では、8月1日と2日の48時間限定でコミックス第48巻までを無料公開。最終第50巻は12月13日の発売を予定しており、YouTubeチャンネル「フル☆アニメTV」では、テレビアニメ全3作が8月から10月にかけて1作ずつ期間限定で配信される他、11月1日発売の『BE・LOVE』12月号には番外編が掲載される予定です。
また、原作漫画の500点以上に及ぶ資料や原画を公開する「ちはやふる展」が、6月11日から8月6日かけて福岡県の北九州市漫画ミュージアムで、8月10日から29日にかけて愛知県の松坂屋名古屋店で開催。無料音楽プラットフォーム「Eggs」では、9月13日まで「『ちはやふる』公式イメージソングコンテスト」を実施しており、同作と関わりの深い京王線府中駅では、「183 FUCHU FAN ZONE」店頭にメッセージボードを設置。原作者である末次由紀さんへのメッセージや作品にまつわる思い出を募集しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- はかま姿の広瀬すずが帰ってきた! 映画「ちはやふる」完結編が2018年3月17日に公開決定
賀来賢人さん演じる名人・周防の姿も。 - なにこれ楽しい 広瀬すずが映画「ちはやふる」の撮影現場を中継、たまにキャストが遊びに来る定点カメラも
楽しそうという感想しか出てこない。 - “かるたを愛するみんなのために” 『ちはやふる』作者が基金を設立、目的は各種大会の運営支援など
個人・企業からの寄付金、基金オリジナルグッズの収益金を活動資金にするとのこと。 - Perfumeの「ちはやふる」主題歌のジャケット、末次由紀先生描き下ろしが“相思相愛”で実現
もしも漫画「FLASH」があったとしたら、その第一巻の表紙になるようなイメージ。 - 『進撃の巨人』が最終回、11年7カ月の長期連載に幕 完結記念キャンペーンが始動
最終34巻は6月9日に発売。 - 原作漫画が完結の『五等分の花嫁』、テレビアニメ第2期が10月から放送決定!
ティーザービジュアルと&PVも公開!