スポーツドライブに目覚めると欲しくなってくる、クルマ好き垂ぜんのアフターパーツ「バケットシート」。高性能シート製造大手「BRIDE(ブリッド)」が知られざるバケットシート製造の裏側をドーンと公開。「さすがの丁寧なお仕事」「これはスゴイなー」となっちゃいます。
BRIDEはご存じ、世界のクルマ好きも認知し、日本のクルマ好き、スポーツカー好きならば一度は耳にする日本の人気・定番シートメーカー。あの独特の、すぽっと収まってきゅっと包まれるような、座っただけで思わず謎のやる気が出てしまう魅惑のシートは一体どのように作られているのでしょう。
BRIDEシートは全て国内製造。1つ1つ時間を掛けてハンドメイドで作り上げる「メイドインジャパン」の品質をウリとします。それぞれ専用の型枠に合わせて、軽さと強度に優れたカーボンアラミド(東レと共同開発したBRIDE専用素材)、スーパーアラミド(帝人と共同開発したBRIDE専用素材)、ガラス繊維(FRP)などを貼り、固めて、貼り、固めてを繰り返して……職人さんの手でシートのカタチ(シェル)をていねいに形成していきます。
それにしても職人さんたちのビシッと無駄のない熟練技が実に鮮やかで、見ていてキモチイイ! 指先の感覚を研ぎ澄ませて、ムラなく完璧にフィッティングさせます。
シート表皮の縫製、シートレール製造、最終の組み立てを経てバケットシートが完成。工場内も整理整頓が徹底されてピッカピカなのもキモチイイです。
「環境がきれいで常に整理整頓されていれば、製品に不要なゴミや汚れも入らなくりますし、ぶつけたり落としてしまったりといったヒューマンエラーも減ります」(同社)。ドイツの「レカロ」と並んで、昔からレーサーやスポーツ走行ファンの評価が高いのもあらためて納得しちゃいますね。
動画には「こうやって工程を見るとその価値を感じて嬉しい」「納品まで数ヶ月待ちましたが、その理由がよくわかりました」「こうやってシートが作られているんですね」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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