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仲良すぎだろおおお! 福原遥&赤楚衛二&山下美月が明かす「舞いあがれ!」撮影裏 第4週は「一歩一歩成長」(1/2 ページ)

山下「健康に長生きしてほしい」赤楚「BFF」。

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 俳優の福原遥さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」が、10月24日から第4週に。大学生になったヒロイン・岩倉舞の物語が始まりました。

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」

 ドラマは“ものづくりの街”東大阪で生まれた岩倉舞(福原さん)が、五島列島で見た広い空に憧れ飛ぶことを目指す物語。第3週までは、小学生時代の舞(浅田芭路さん)の日々が描かれました。“原因不明の熱”を繰り返していたことで祖母(高畑淳子さん)の住む五島列島に移住した舞は、そこで少年・一太(野原壱太さん)ら島の人々のあたたかさに触れます。

 ばらもん凧をあげることに成功した後、東大阪に戻ってきた舞。学校に行けるようになり、ともにうさぎの世話をしていた望月久留美(大野さきさん)と、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子・梅津貴司(齋藤絢永さん)と再会します。第4週からは、そんな幼なじみ3人の成長した姿が描かれます。

 大学生になった舞を演じる福原さんと、貴司を演じる赤楚衛二さん、久留美を演じる山下美月さんは、いずれも朝ドラ初出演。“幼なじみの関係性”をどう作り出すのか問いかけようとすると、3人集まるやいなや笑い声が絶えず、まるで本当の幼なじみのような親密な会話が繰り広げられました。

「幼少期が終わり、それぞれが大人になりました」朝ドラ新章、いざ開幕

―― いよいよ大学生となった舞が描かれる第4週に突入しました。どのような内容になっているのでしょう。

福原 舞には、これからの人生がちょっとずつ変わっていくような出会いがあります。個性豊かな人力飛行機のサークルのみんなから、人力飛行機のことをいろいろ教わったり、刺激をもらったりします。舞がどう変化していくか、ワクワクする気持ちで見ていただけるのが第4週です。

赤楚 幼少期が終わり、それぞれが大人になりました。新しく出会う人たちが増えて、“これからまた物語が始まるぞ”という週になっています。

山下 小学生時代の久留美は自分を出していくことができませんでしたが、大学生になってアルバイトを始めて、ガラッと成長しています。お父ちゃんや舞ちゃんとの関係があったからこそ大人になれていることを、お見せできるんじゃないかな。早速幼なじみ3人のごはんのシーンもあり、“ワチャワチャ感”も楽しんでいただけるかと。

―― 成長した3人で集まるシーンがあるのですね。舞は大学で遠く離れてしまいますが、3人の関係性は変わらないのでしょうか。

福原 貴司くんが短歌を送ってきてくれたり、久留美ちゃんと電話で恋バナをしたり。3人は離れていてもつながっているんだと、演じていて感じます。それぞれ将来目指す方向が定まって、全然違う世界に進んでいるので、「みんな頑張っているんだな」と思うと、舞も頑張れるんです。

赤楚 3人の空気感は変わらないんですよね。地元に帰って友達と話すと、学生のころのような感覚になるのと同じ。どれだけ違う環境にいても、その瞬間だけ戻れるような場所になっているのかなって。

山下 大人になると、友達って減っていかない……? 関係がだんだん薄れていく友達もいると思いますが、この3人はそうじゃない。本当に幼なじみで、親友。誰がどこに行っても、つながっています。

 2人としばらく会わないシーンが続いて久々に会ったとき、2人の髪形や服装が少し大人になっていることに気付きました。久留美ちゃんが、成長した2人を久しぶりに見たとき、こんなふうにうれしいんだろうなって、現場で私自身感じましたね。自分の気持ちと役の気持ちがリンクしているのがうれしいです。

―― 幼なじみの独特な“空気感”があるのですね。どのように息を合わせたのでしょう。

福原 「幼なじみだからこういう感じかなぁ」という事前のやりとりもなく、現場に行ったら、すぐに仲良くなれて。そのままの3人の雰囲気で会話をしました。

赤楚 息を合わせようとしたつもりはなかったです。

山下 なかったですね。

現場での福原は「本当に“日だまり”」「本当に“舞ちゃん”」

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」

―― 撮影では「自然と福原さんが真ん中にいて、そこに暖かい日だまりができている」と聞きました。現場での福原さんは、どのような感じなのでしょう。

赤楚 その例え、すてきだなぁ! “日だまり”ですね。僕は会った瞬間に「構えなくていいな」って思いました。福原さんの輪に入りたくなるし気持ちが浄化されます。撮影から半年たっていますが、ずっと「大丈夫です! 元気です!」って笑顔で、たのもしさや力強さも感じます。あと、お菓子をくれます(笑)。

山下 本当に“舞ちゃん”みたいです。台本をいただいて、私なりに舞ちゃんをイメージしていましたが、遥ちゃんと一緒にお芝居した瞬間から「舞ちゃんだ!」って。引っ張ってくれる座長でもあり、ついていって支えたくなるような座長でもある。いつも笑顔だから、一緒にいると私も笑顔になるし、幸せになる。

 朝ドラを、楽しい時間やホッとした時間を過ごしたいと見てくださる方がいると思いますが、遥ちゃんを見たら、私たちのような幸せな気持ちになれると思います。遥ちゃんがヒロインで、座長で良かったな。

福原 2人の話を聞いて幸せですけど、今の言葉をそのまま2人に返したいです。楽しく現場にいられているのは、2人がいつも支えてくれたり、楽しく話しかけてくれたりするおかげなので。

―― 福原さんは、まさに“舞ちゃん”なのですね。福原さんから見て、赤楚さんと山下さんが、貴司や久留美と重なる部分はありますか?

福原 ありますね。それこそ貴司くんと赤楚くんはそのまんま。「こんなに優しい人っているんだ」って。本当に優しくて、いつも笑顔で話しかけてくれる。現場ですごく支えられています。

 美月ちゃんは本当の幼なじみみたいです。舞を支えてくれて、背中を押してくれる久留美ちゃんと本当に一緒で、私にとって何でも話せる安心する存在です。一方通行かもしれませんが、久留美ちゃんと舞の親友関係と同じように思っています。

 放送が始まる直前、美月ちゃんがプレゼントと手紙をくれたんですよ。それを見て読んで、私は涙、涙で。美月ちゃんの存在に支えられているんだなって実感しました。今、手紙は台本に挟んでいます。すごく大切な友達ができました。

山下 感動……。

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