接着剤で目は開かず……風邪でフラフラな子猫を保護 初めて猫を迎える決意をした保護主の勇気に「ありがとう」の声

幸せになってね!

» 2022年11月27日 20時00分 公開
[Yukiねとらぼ]

 YouTubeチャンネル「ねこのさらん」に投稿された、子猫を保護したときの動画が「保護された勇気に感謝します!」「状態の悪い子を臆せず触って保護してくださったこと感謝です!」と話題になっています。動画は記事執筆時点で45万4000回再生を突破、7000件を超える高評価を獲得。

サムネイル 息も絶え絶えの子猫を保護

 話題となっているのは、瀕死の状態で保護された子猫です。ある日、投稿主「ねこのさらん」さんの車の下に偶然入って来た子猫は、目が見えていないようでフラフラしており、息も上手にできていない様子でした。

 猫と一度も暮らした経験のなかった投稿者さんでしたが、迷わず保護してすぐに近くの動物病院へ連れていきました!

息もできない 目も見えず息も吸えない子猫

 目が見えていなかったのは、それもそのはず……なんと、子猫の目には接着剤が! 顔についていた接着剤を優しく拭き取ってもらいます。子猫は、重度の風邪と栄養不足。体重は1キロにも満たず、あまりに痩せているため生まれた日も判断ができません。ごはんが食べられなくても“お薬だけは必ず飲ませるように”と、飲ませ方を獣医師に教えてもらいます。

病院 すぐに動物病院へ

 そんな状態でも、探している飼い主さんがいる可能性があるため、投稿者さんは警察に届け出をしました。そのまま警察署に預けることもできたのですが、飼い主が現れない場合、その先には殺処分という選択肢もちらつきます。そうなるくらいなら取りあえず3カ月は自分が預かろうと決心し、トイレの砂とキャットフード、猫用ミルクなどを慌てて購入し、子猫と帰宅。

薬だけは 最低限必要なものを急いで準備

 初めて猫と一緒に暮らすことになった投稿者さん。「トイレしてくれるかな?」「ごはんを食べてくれるかな?」と不安を抱えてチャレンジしますが、最初はうまくいきません。せめて飲み物だけでも採ってもらおうと、スポイトで猫用ミルクを与えると、ペロペロとなめてくれ……ごはんも手から食べてくれるようになり、一安心。トイレも、砂を入れるトレイを替えたら上手にできるようになりました!

トイレの砂と餌 薬の飲ませ方は獣医師さんに教えてもらいました
食べる ごはんを食べられるようになり
トイレ トイレもできました!

 保護したときは正直「もうダメかもしれない」と思っていた子猫は、少しずつ家に慣れ、ごはんも残さないようになり、お薬もちゃんと飲めて、元気を取り戻していきます。何より、思いがけず始まった子猫との暮らしが、家族を明るくし、毎日家に帰ることが楽しみに!

頑張って お薬も飲んで順調です
家族が明るく 子猫が来てくれて家族が明るくなりました

 警察からは後日連絡があり、「3カ月後までに飼い主が現れなかった場合、子猫は投稿者さんの所有物となり、やっぱり育てられないからと捨ててはいけない」という書類にサインをしてあります。もし3カ月の間に飼い主が現れたら……? あんなにボロボロで放置されていた子猫を「はいどうぞ」と渡せるのか複雑な思いもありますが、「できる限りのことをしてあげよう」と決心した投稿者さんなのでした。

 動画には「このまま投稿者さんのうちの子になれたらいいな…って思います」「ずっとのお家になれますように」「良い人に出会えた猫ちゃん、きっといい家族になれることを願っています。3カ月後にはきっとみんなが幸せになれますことを祈っています」と、子猫には投稿者さんのお家の子になってほしいと願うコメントが寄せられました。

そう決めました まずは3カ月できることをやってあげようと決めました

 初めて迎えた保護子猫との日々はあっという間にすぎていきます。保護して3カ月を迎える日、家で1人で連絡を待ったという投稿主さん……。命が危険な状態でさまよっていた子猫は、今は「さらん」ちゃんという名前で投稿主さんのお家ですくすくと元気に育っています。

 保護されたさらんちゃんと、猫を迎えるのが初めてだった投稿者さんの幸せな毎日は、YouTubeチャンネル「ねこのさらん」や、Instagram(@nekonosaran)で見られます。

【保護猫】 子猫を保護してから3ヶ月間の成長と私の気持ち【by ねこのさらん】
遊び疲れた猫の寝相がかわいすぎました【by ねこのさらん】
水遊び?!【by ねこのさらん】

画像提供:YouTubeチャンネル「ねこのさらん」

オススメ記事

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/20/news011.jpg 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  2. /nl/articles/2502/20/news027.jpg 愛犬とのお散歩中、腹痛で急いで帰宅した飼い主→放置したワンコをみると…… けなげ過ぎる“まさかの待ち姿”にキュンとする
  3. /nl/articles/2502/20/news092.jpg かぎ針編みしたコースターに、飲み物を乗せた瞬間……! アッと声がでる光景へ「かわいいぃぃ」「作り方教えて!」【海外】
  4. /nl/articles/2502/19/news183.jpg 「つばくろうがいなくなったら……」 つば九郎を支えたスタッフ逝去 “1年前”のブログ投稿に「泣けてきた」
  5. /nl/articles/2502/18/news053.jpg “きれいな少年”が大人になったら→「なんでそうなったw」姿に驚がく 「イケメンの無駄遣い」「どっちも好きです!笑」
  6. /nl/articles/2502/17/news061.jpg ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  7. /nl/articles/2502/19/news004.jpg 古いタオルを切り出すと……? “全く別の日用品”に生まれ変わる技に「素晴らしいアイデア」「最高!」と340万再生
  8. /nl/articles/2502/20/news074.jpg 大阪・梅田のど真ん中で派手にスカート裂けた → 笑うしかない大失態に「ちょ待てよ」「こうなった時の気持ち考えて」
  9. /nl/articles/2502/20/news091.jpg すっぴんボサボサのママがメイクをしたら…… 目を疑う“衝撃の変身”が250万再生「飲み物吹いたw」「同一人物と思えない」【海外】
  10. /nl/articles/2502/20/news031.jpg ホームセンターで買った“最強の掃除屋”を水槽に入れたら…… 驚きの変化に「便利」「試してみます」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  4. 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  5. “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
  6. 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
  7. 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
  8. サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
  9. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  10. 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議