「YMO」高橋幸宏さん、闘病さなかに70歳逝去 半年前に遺した“最期の言葉”へ「ドラムを叩く姿をもう一度見たかった」(1/2 ページ)
「ライディーン」かっこよかったな。
「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」のメンバーでドラマーの高橋幸宏さんが70歳で逝去。複数メディアが14日に報じており、死因や日時は明らかになっていません。
高橋さんは1972年に「サディスティック・ミカ・バンド」への加入によりプロデビュー。1978年には坂本龍一さん、細野晴臣さんと「YMO」を結成し一躍有名になります。1980年にリリースされた楽曲「ライディーン」は高橋さんが作曲したもので、80年代に起きたテクノブームのきっかけとなりました。
YMOは海外でも人気を博しましたが、1983年にいったん“散開”(解散)。しかし1993年に“再生”を遂げた後、現在に至るまで断続的に活動しています。
高橋さんは2020年8月に脳腫瘍が判明。摘出手術は成功しましたが、2021年6月に受けた定期検診後、「また別の治療始めます」とツイート。
70歳の誕生日を迎えた翌日の2022年6月7日には、SNSで「みんな、本当にありがとう」と周囲への感謝をつづっており、当該メッセージが最期のものに。高橋さんの旅立ちを知ったファンからは「ライヴでドラムを叩く姿をもう一度見たかった」「今は心にぽっかり穴があいてしまいましたが、これからもファンでいます」「幸宏さん、早すぎますよ。でも、どうか安らかに」と追悼の言葉が殺到しました。
また、高橋さんの訃報が報道された後、坂本さんは自身のSNSにグレー一色の写真をコメントなしで投稿。言葉にならない悲痛な思いをにじませています。
その他ネットでは、「最初に聴いたとき衝撃で、レコードが擦り切れるほど聴きました」「YMOはサブカルくそ女だった私の青春でした」「高橋幸宏さんのドラムはコンピュータと同期できる凄くタイトなグルーヴを出せるドラムだった」「こんなオジサンになれたらいいな〜と沢山影響受けました ゆっくりと休んでください」など、その死を悼む声が多数あふれました。
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既に家族葬が行われたとのこと。