中国で公開され話題となった長編3DCGアニメーション映画「雄獅少年」の日本語吹替版が、5月26日から劇場公開されます。花江夏樹さんら吹替キャストの解禁とともに予告映像やポスタービジュアルも公開されました。
同作は、中国の伝統芸能である獅子舞の演者を夢見る少年たちを描いた孫海鵬(ソン・ハイポン)監督の長編3DCGアニメーション。2021年に中国で公開され、興行収入は約50億円、観客動員数は638万人を記録しました。日本では2022年に「雄獅少年 少年とそらに舞う獅子」の邦題で字幕版が公開され、好評を受けて日本語吹替版の制作が発表されていました。
日本語吹替版の邦題は「雄獅少年/ライオン少年」に決定。キャストは、獅子舞競技に憧れを抱く主人公の少年チュンを、アニメ「鬼滅の刃」炭治郎役などでも知られる花江夏樹さんが担当。また、主人公と同じ名前の少女・チュン役は、2022年のテレビドラマ「silent」(フジテレビ系)の好演も記憶に新しい桜田ひよりさん。桜田さんが声優を務めるのは、2019年公開の劇場アニメ「薄暮」以来となります。
その他、チュンの獅子舞の師匠・チアン役に山寺宏一さん、チアンの妻アジェン役に甲斐田裕子さん、チュンとともに獅子舞に挑戦する親友・マオ役に山口勝平さん、そしてワン公役に落合福嗣さんの起用が発表されています。
主人公チュン役:花江夏樹さんコメント
獅子舞というテーマが新鮮でした。僕のイメージしていた獅子舞よりも動きが派手で華やかでとても見ごたえのある映像になっています。みんなの獅子舞にかける熱い想いに心打たれる作品です。
少女チュン役:桜田ひよりさんコメント
色彩が豊かで、獅子舞の色によっても表情や伝わる雰囲気が違う。映像の奥の深さを感じました。また、主人公たちの成長も見どころです。
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