アニメ制作会社「ufotable」が9月16日、中国のゲーム開発会社miHoYoの新ブランド「HoYoverse」との共同製作によるオンラインゲーム「原神」長期プロジェクトの正式始動を発表。併せて、アニメPVが公開されています。
「原神」は、miHoYoによって開発されるオンラインゲーム。広大な美しい世界を自由に旅できるオープンワールドRPGで、アニメ風のビジュアルが特徴。2019年以来、3年ぶりに開催された「コミックマーケット100」(C100)でも、同作のキャラクターコスプレが多く見られるなど、人気のゲームとなっています。
長期プロジェクトの正式始動を発表とともに、アニメPVも公開。美しいテイワットの風景や、ゲームの進行役としてチュートリアルから主人公と一緒に旅を続けるキャラクターのパイモン、旅人の空と蛍の姿が描かれ、「この冒険に満ちたブランニューワールドへ旅に出よう」という胸躍るタイトルが現れます。
また、「原神」アニメの公式Twitter(@Genshin_HU_JP)も併せて開設されています。
この発表にネットでは、「その日を楽しみに旅の準備を整えておきます」「PVめっちゃキレイ」「アニメオリジナルストーリーも期待してる」と期待する声が寄せられました。
一方、ufotableが「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」や「魔法使いの夜」、劇場版「活撃 刀剣乱舞」などビッグタイトルを多く抱えていることに注目する声も。特に、映画化発表から5年の月日が流れた劇場版「活撃 刀剣乱舞」の進捗が気になる人が多くいるようで、「活撃 刀剣乱舞」が一時トレンド入りする事態となっていました。無理はするなよ……ただ、待っているぞ……。
「原神」プロジェクトチームコメント
「原神」は、これまでに数々のゲーム関連のショートムービー、例えば《冬夜愚戏》/「冬夜の戯劇」、《雪霁逢椿》などを発表しています。私たちの予想を超える旅人(ユーザー)の皆さんの反響とサポートに、心より感謝いたします。私たちは皆様によりよいコンテンツをお届けできるようこれからも精進いたします。私たちは、今回のアニメが、「原神」コンテンツのクオリティーに対する旅人のご期待に充分に応えることができる作品になると信じています。また、喜んでいただけることを私たちも楽しみにしています。
ufotableコメント
旅に出る前に似たワクワクを今感じなら制作をスタートしています。「原神」の魅力的なオープンワールド、その世界を描くべく、これまでやってきたアニメづくりをさらに進化させる戦いがスタジオ内で繰り広げられています。長い旅になりそうです。皆さんと一緒に旅に出る日を心待ちにしております。
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