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「この道間違ってません」ひと気のない山道の看板が話題 「異界に誘われている」「振り返っちゃいけない」とホラー感にざわつく(1/2 ページ)

実は民宿に案内する看板です。

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 ひと気のない山道に「この道間違ってません」「大丈夫です」との看板が……。「得体の知れないナニカに誘われてるみたい」な光景をとらえた写真がTwitterに投稿され、約11万7000件もの「いいね」が寄せられています。

山道看板 「迷ってなかったんだ」ってホッとするはずの言葉なのに……
山道看板 信じていいのね?

 投稿者は、Twitterユーザーのサンダードレイク(@BiliBili_Drake)さん。順路にあった看板を見たとき、怪しい何かに誘われるように感じてしまい、恐怖のあまり「帰ろうかと思った」とのこと。

 「この道間違ってません」「大丈夫です」は、「このまま進むと目的地に着くから安心してください」という意味であるはずなのに、投稿された写真にはなぜか不穏な雰囲気が……。他に人も車も写ってないからか、あたりの暗さのせいか、あまりにも鮮やかな椿の花のせいか、何かが待ち構えているようにも見えます。

 投稿には「完全にホラゲの世界観」「言われれば言われるほど不安になる『大丈夫』」「異界に誘われている感が好き」「次の看板に『後ろを見ろって書かれてそう』」「振り返っちゃいけないやつ」などの声が寄せられ、ホラーをイメージしている人が多いことがうかがえます。

 また、「すげぇ……注文の多い料理店みたいだ」「この後に小麦粉と塩胡椒を擦り込むゾーンがあると見た」と、宮沢賢治による童話『注文の多い料理店』を思い浮かべた人も。

 実際に看板のある道を進んだことのある人からは、「椿町にある椿自然園はお料理がめちゃくちゃ美味しいのでみんな食べにきてほしい…。看板犬もかわいいんや…。道中が急な山道かつ道がわかりづらいけど、不安になる頃に看板が現れて応援してくれるので安心してください」とのコメントがありました。

 この看板は徳島県阿南市椿町にある旅館「椿自然園」まで案内するために設置されたようです。見ようによっては怖くもありますが、お客さんの心細さや不安を払しょくする、親切なものだと考えられます。

画像提供:サンダードレイク(@BiliBili_Drake)さん

(谷町邦子 FacebookTwitter

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