バストロンボーンの楽器ケースに猫がおしっこをしてしまって困り果てていたところを、楽器オタクの住職によって救われたという珍事が、Twitterで約6600件のいいねを集めて話題になっています。
話題になっているのは、YouTubeで演奏動画を投稿しているバストロンボーン奏者の夏至(@geshimayu)さんの投稿です。
室内で楽器のレッスンをしていたところ、テーブルの上に置いておいたケースに猫がやってきて、堂々と粗相をしてしまったそうです。
ケースには特有のにおいがついてしまい、楽器がしまえない状況に。ダメ元で代わりのケースを貸してくれる人をTwitterで探し始めました。
そこに名乗りをあげたのは、レッスン会場として部屋を提供してくれていた寺の住職。実は10本ほどトロンボーンを所有しているという生粋のトロンボーンオタクだったそうです。
夏至さんに詳しく話を聞いたところ、当時は北海道から関東圏へ引越しの道中で、道すがら福島でトロンボーンのレッスンの依頼を受けたそうです。そこで、演奏ができる場所を探していたところ、レッスン受講者の知り合いである寺の住職が一室を貸してくれました。
住職はレッスンの依頼人とは別人で、トロンボーンをたくさん持っていたのは偶然。たくさんのトロンボーンを持っていた詳しい事情は夏至さんにもわかないそうですが、無事にケースを借りることができました。また、粗相されてしまった楽器ケースについては、買い取りたいという人が現れて、処分できる目処も立ったそうです。
Twitterでは「ほんとにお気の毒です。猫は可愛いです」と同情しつつも猫のかわいさにきゅんとする声や、「にゃんこ様なら仕方ないですね」と、猫を特別扱いする声が寄せられました。
ちなみにトロンボーンのケースにおしっこした後の猫は満足そうな顔をしていたそうです。トラブルに巻き込まれた夏至さんも「ばかおもろい」とおもわず笑ってしまっていました。
画像提供:夏至(@geshimayu)さん
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