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埼玉の“地下神殿”がパンになった!? 攻めてる「地下神殿クリームパン」、なぜ爆誕したのか春日部の「みどりスーパー」に聞いた(1/2 ページ)

「そこらへんの草天丼」でも知られるみどりスーパーの惣菜部に経緯を聞きました。

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 “地下神殿”の愛称で親しまれる「首都圏外郭放水路」(埼玉県春日部市)をかたどった「地下神殿クリームパン」が、地元・春日部市の「みどりスーパー」で売り出されて話題を呼んでいます。クリームパンに柱と天井が生えてる……!

地下神殿クリームパン ウエハースの柱でチョコモナカの天井を支える、地下神殿風のクリームパン

 首都圏外郭放水路は、中川・綾瀬川流域の治水を担うトンネル形式の放水路(関連記事)。施設内の調圧水槽に林立する59本の巨大な柱から、「地下神殿」とも呼ばれています。

 これを模した「地下神殿クリームパン」は、基本的にはクリームをたっぷり挟み込んだコッペパン。クリームに突き立てたウエハースで柱を表現し、天井としてたい焼き形のチョコモナカを載せています。なぜたい焼きなのかはさておいて(後述)、とにかくすごいインパクト。

 以前にも、『翔んで埼玉』の有名なせりふ「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」(関連記事)をとり入れた「そこらへんの草天丼」で話題を呼んだみどりスーパーの商品とあって、Twitterでは「またスーパーみどりが攻めた商品出してる」「意味が分からなすぎて大好き」「たい焼きはどっから来たんだ」と話題に。そこで編集部が同店の惣菜部を取材したところ、商品化の経緯や「なぜたい焼きなのか」など詳細を聞けました。

―― 地下神殿をモチーフに商品を作ろうと思ったきっかけを教えてください

みどりスーパー惣菜部 河内さん 当店が3月に東武トップツアーズ様の「地下神殿バスツアー」のコースに組み込まれた際、わざわざ寄ってくださるのなら、何か地下神殿的なものができないかと考えていたのが始まりです。

―― 材料には何を使っていますか

河内さん コッペパンとホイップクリームとウエハース、そしてチョコモナカの「ぷくぷくタイ」(名糖産業)です。

―― 開発にあたってこだわった部分や工夫した部分は?

河内さん 柱ですね! 初期はたまたま売っていたチョコ棒カステラを使っていたところ、クリームをはじいていい具合だったのですが、切らしてしまいました。そのときは焦りましたが、今は代用品のウエハースで落ち着いています。

地下神殿クリームパン チョコ棒カステラ版(左)とウエハース版(右)

 あと、工夫というかラッピングに少しコツがあって、1回でうまく決まると今日はラッキーデーだと思えます。天井はひと目見てぷくぷくタイに決めました。ビビビって感じですね。

―― 売れ行きやお客さんからの評判はいかがでしょうか

河内さん 爆発的といいますか爆的に売れてます! 小さな子から人生の大先輩まで、ご覧になった瞬間にみなさん大爆笑で写真撮ったりしてます。爆笑神殿ですね! 人生の大先輩がたに「すごいの作ったね! これは春日部名物だね!」とまで言われて光栄です! 私の作品を理解してくれるお客様ばかりでありがたいです!

画像提供:みどりスーパー惣菜部(@super_midori3

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