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京アニ、放火事件にかかる碑を建立へ 長く記憶に留める象徴に

2024年7月18日までの設置完了を目指します。

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 京都アニメーションは5月24日、2019年に発生した放火事件にかかる碑を建立する方針を発表しました。2024年7月18日までの設置完了を目指すとしています。

 碑は、京都アニメーションの従業員やその家族などにより構成される「志を繋ぐ会(仮称)」が主体となり検討しているもの。

 事件後、世界中から多くの支援があったにもかかわらず、コロナ禍などが原因でそうした思いに応える場所や機会が実現できていなかったことから、「本事件と本事件で遭難した故人らの存在、世界中からの祈りと支援、それらへの感謝と願いを長く記憶に留める象徴」として建立します。

 事件現場となった第1スタジオ跡地にも慰霊碑が設置予定となっていますが、そちらは会社の事業用地内になることが想定され、一般公開されない予定。そのため、今回発表された碑は宇治市内の公園など、公に開かれた場所に設置予定です。

スケジュール(京都アニメーション資料より)

 形状や材質については「重苦しくならないよう暗黒色は避ける」など、周辺環境に配慮した形で検討。財源には義援金の残金を充当し、管理は寄贈先に任せるものの、寄贈後も会社、スタッフ及び家族も継続的に関与するということです。

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