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暗い、あの世、などダークな意味を持つ漢字「冥」を草書体で書くと、「つらい」に見えてしまうという動画が話題になっています。
書家蒼喬(@sokyo1226)さんは、「『冥』という漢字の草書体の一つに、とてもつらそうな崩し方を見つけたので見て欲しい」と「冥」を書く様子を動画で披露。動画を見ると、確かに「冥」の一文字が、「つ」「ら」「い」というひらがな3文字のように見えます。
どう見ても「冥」ではなく、ひらがなで書かれた「つらい」に読めてしまうのですが、蒼喬さんが所有する資料や他の書籍にによると、このような草書体の崩し方もあるとのこと。草書体は字画を省略する書体で、書道の知識がないと読めないことも少なくないようです。
投稿には「もう『つらい』としか読めない」「どんだけ書くのがつらい崩し方かと思ったら 本当につらいだった」「わー、一生忘れなさそう」「めっちゃつらいじゃん…」などの声が。動画を見て驚いた人が多いことがうかがえますね。
蒼喬さんは師範の免許を持つ書家。アニメや書籍、サブカルチャーコンテンツ、商品のパッケージやラベルなどの筆文字ロゴデザインなどを手掛けています。Instagramに書道作品、pixiv FANBOXでは文字のきれいな書き方やコツなどの書道講座、YoutubeとTikTokでは動画を、Twitterでは作品や動画を公開しています。
作品提供:書家蒼喬(@sokyo1226)さん
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