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バーベキュー火災を受け消防庁が注意喚起 消毒用アルコールに引火する実験動画を公開「燃えていても炎が見えにくい」(1/2 ページ)
消毒用アルコールは引火しやすく、燃焼していても炎が見えにくいため危険です。
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東京消防庁は6月8日、消毒用アルコールの取り扱いを誤ると火災などを引き起こすおそれがあるとして、注意を促しました。バーベキュー中に消毒用アルコールを使用したことが原因とみられ、18歳の男子学生が死亡した福岡県の専門学校での火災を受けたものと考えられます。
最初に紹介されたのは、消毒用アルコールに火をつける実験です。明るい環境下では、着火した直後であっても燃えていることが分かりません。しかし、照明を消すとそこには燃え盛る炎が。消毒用アルコールの主成分であるエタノールには、「燃焼しても炎が見えにくい」という特徴があるといいます。
また消防庁は、「消毒用アルコールは火気により引火しやすく、発生する可燃性の蒸気は空気より重く、低いところに滞留しやすい特性があるので取扱い時は注意が必要」と説明。火のついたガスコンロの近くで消毒用アルコールを使用する実験では、あっという間に引火していました。
動画では他にも、アルコール度数の高い酒をこぼした状態でタバコに火をつける状況や、ガスコンロの近くでアルコールを詰め替えた状況で引火する様子を公開。身近なアルコールに潜む危険性が分かります。
消防庁は公式サイトで、消毒用アルコールの正しい取り扱い方法も公開しています。
画像は東京消防庁(@Tokyo_Fire_D)から
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