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5月初旬に32歳で亡くなった米陸上選手のトリ・ボウイについて、代理人が6月12日、死因は出産に伴う合併症だったと現地メディアに明かしました。
ボウイは5月2日、フロリダ州オーランドの自宅で亡くなっているところを発見。「CBSニュース」によると6月12日、代理人が同メディアに向け、ボウイは死亡時に陣痛中であったと明かした上で、死因は出産に伴う合併症だったと報告したといいます。
同メディアには、「不運なことに、メディアを含む多くの人たちが、彼女が自分自身に何かをしたのではないかという疑念を抱いている。これはとても傷つくことだ。真実を知った今、謝罪があることを願っている」との代理人によるコメントも掲載されていました。
また、「USA TODAY」が入手した同州の検視局の報告書によると、ボウイは死亡当時妊娠8カ月で陣痛の最中だったと推定され、おなかには発達した胎児が宿っていたとのこと。合併症の可能性として、呼吸器系の病気や、妊娠中に血圧が急上昇したことで発作を引き起こす「子癇(しかん)」などが挙げられるといいます。
ボウイは2016年のリオデジャネイロ五輪に出場し、4×100メートルリレーで金メダル、100メートルで銀メダル、200メートルで銅メダルを獲得すると、2017年にロンドンで開催された世界陸上選手権では100メートルで優勝。最後の更新となった2019年10月のInstagramの投稿には、「安らかに」「ニュースで知って心を痛めています」「我が国を代表してくれてありがとう」など、現在も多くのファンからのメッセージが届けられています。
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