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喫茶店の前にかかった“鎌のイラスト”と「入レ」の看板が意味を知らないとちょっぴり怖い…… 設置したきっかけとは(1/2 ページ)

「鎌」「椀」「入レ」ということは……?

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 古びた木の看板に大きな鎌――意味を知らないと少し怖い看板がTwitterで注目を集めています。山姥(やまんば)が手招きしてそう……?

判じ絵 実は、絵と文字を上から順に落ち着いて読むと……。

 目撃したフクダ(@F9DF9D)さんが発見したこの看板は、北千住(東京都)の「千住宿 珈琲物語」(Instagram)のもの。鎌の下で「入レ」とぶっきらぼうに言っていて、入らないとただでは済まない雰囲気です。入ったら入ったで何かありそうだけど。

 もっとも、これは「商い中」といった意味合いの「判じ絵(江戸時代に流行した、絵を使ったなぞなぞ)」。鎌と「入レ」の間には「椀(わん)」も描かれていて、順番に読めば「かまわんはいれ」となるわけです。

判じ絵 「かまわんはいれ」なるほど!

 お店に話を聞いたところ、看板は36年前、開店にあたってインテリア等をそろえる際に骨董市で見つけた品とのこと。年季の入り具合が恐怖を誘うところはありますが、構わずに入ってよさそうです。

画像提供:フクダ(@F9DF9D)さん

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