いつの間にか「くちばし」が2つついたチョコボールが売っていた――。Twitter上で、そんな目撃情報が多数あがっています。一体なにがあったのでしょうか。森永製菓に事情を聞きました。
チョコボールといえば、ピーナッツをチョコレートでコーティングしたお菓子。箱の上部についた「くちばし」を開けてチョコボールを取り出す仕組みですが、くちばしにはまれに「銀のエンゼル」「金のエンゼル」が描かれており、銀を5枚、金を1枚集めると「おもちゃのカンヅメ」がもらえる仕組みです。
そんなチョコボールをめぐり、ある目撃情報がTwitter上をにぎわせていました。本来1つしかないはずの「くちばし」が2つついた、謎のチョコボールが売っていたというのです。もう一つのくちばしがついていたのは、箱の側面にあたる部分。実際に手に取ったTwitterユーザーからは「くちばしが2つになってるwww」「いつの間に、くちばし増えたんや!?」「オシリスの天空竜と一緒だ」などの声があがっていました。
ねとらぼ編集部が6月29日、森永製菓の広報担当者に取材すると、「2つくちばし」のチョコボールは、全国のスーパー、コンビニを対象に「前の規格の店頭在庫が終了次第、順次切替で、一部フレーバーについては6月より販売されています」とのことです。対象は「ピーナッツ」「キャラメル」「いちご」の3種類で、広報担当者はくちばしを2つにした理由について「チョコボール独自の『エンゼルがあたるかも』というワクワク感をもっと感じていただきたく、くちばしを『2つ』にしました」と説明します。実際に「2つくちばし」のチョコボールを買ったとするTwitterユーザーからは、横のくちばしから「エンゼルが出た」という報告も聞かれていました。
広報担当者によると、チョコボールにはじめてくちばしがついたのは1967年のこと。ただ、森永製菓公式サイトの「チョコボールヒストリー」によると、当時はくちばしが箱の側面についており「内側のサックを引き上げると横からクチバシが現れるパッケージ」でした。その後、くちばしの位置は箱の上に移り、現在の形状になったのは1974年のこと。今回、2つ目のくちばしが箱側面につけられたことで、「横くちばし」はおよそ半世紀ぶりの復活となります。
また、7月11日には「上」と「横」に加えて「正面」にもくちばしがついた「3つのくちばしチョコボール<カスタードプリン味>」が発売予定とのことです。
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