「コアラのマーチを振り続けるとチョコボールになる」というチャレンジが話題です。Twitterでは「なにこれ」「初めて見た」という声が上がっています。どういうこと……?
画像を見ると、砕けたチョコとクッキーが圧縮され、ピンポン玉ほどの球体になっているのが分かります。もちろんコアラは原形をとどめていません。小さいですが、このボールにコアラのマーチ1箱分のカロリーが詰まっているので注意が必要です。
チョコボールの作り方は、コアラのマーチを30分ほど振り続けるというシンプルなもの。実はこのチャレンジ、一部では以前から知られていて、9年前の2013年にはヒカキンさんも取り上げています。
投稿者さんも昔から知っていて、今回は知らなかったという家族のために作ってみたそうですが、過去の人たちと比べても抜群にきれいに仕上がっています。
ねとらぼ編集部員が実際に作ってみた
実際に作れるか、編集部でも試してみました。
まずはコアラのマーチを用意し、ひたすら振ります。カメラも残像しか捉えられません。
10分振ると、中からさらさら音がしてきました。もう10分振ると、次第にかたまりになり、重い音へ。この時点で、右腕はすでに悲鳴を上げています。腕を下ろし、手首のスナップをきかせて振ると疲れにくいです。
ラストスパートの10分間は、ふたをテープで固定し、両手で全力シェイク。
振り始めてから30分、いよいよ開封です。果たしてチョコボールはできているのか……。
こ、これは……。汚い……。チョコが袋についてボールの表面がぐちゃぐちゃです。
恐らく原因は、温度が高くなり表面が溶けてしまったこと。そのせいで、チョコが袋にくっついてしまったようです。
ということで、今度はその反省点を生かして2つ目を作ってみることにしました。袋を取り出してくっついている部分をはがしたり、小まめに冷蔵庫で冷やしたりしながら、30分振ります。それから2時間ほど冷蔵庫で寝かせ、いざ開封。結果は……?
冒頭で紹介した画像ほどはうまくいきませんでしたが、1個目より少し表面がきれいに。
一部溶けたチョコが固まり表面がきれいになっていることから、いったん溶かして冷やすという方法は有効のようです。
コアラのマーチを振ってチョコボールを作る際には、このように溶かしたり冷やしたり、工夫してみるとより一層楽しくなると思います。やってみると意外と手間がかかるので、休みの日など時間があるときに作ってみるのがオススメです。
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