ソーセージというものがある。その歴史はハムよりも古く、古代ギリシアのころから存在したと言われている。1508年にドイツでフランクフルト・ソーセージが初めて商品化される。ドイツと言えばソーセージのイメージがあるのはそのためだろう。
ソーセージはいろいろな食べ方があるけれど、ドイツ・ベルリンには「カリーヴルスト」という、日本で言うなら「駅そば」のようなポジションの食べ方がある。それを食べ、さらに作ってみようと思う。とても簡単に作れるのだ。
ドイツで食べるソーセージ
ビジネスホテルの朝食バイキングでソーセージがあると必ずお皿に盛ってしまう。そのような人は多いのではないだろうか。ヨーロッパには辞典にすることができるほどソーセージの種類があると言われている。
ソーセージの本場はドイツな気がする。先に書いたように商品化を初めて行ったのはドイツだ。日本では1872年に長崎でアメリカ人の指導を受けてソーセージの試作が行われ、1874年に神奈川でイギリス人によりソーセージの製造が始まっている。
ソーセージの食べ方は、焼く、ゆでるを基本に、パスタに入れてもいいし、シチューに入れてもいいし、パンで挟んでもいい。数えられないほどにソーセージ料理が存在する。そして、ベルリン発祥のソーセージ料理が「カリーヴルスト」だ。
駅で立ち食いのスタイル
特にベルリンでは「カリーヴルスト」をよく見かけた。大きな駅に行くとあるのだ。立ち食いが基本。日本で考えると立ち食いそばのような感覚だと思う。多くの人が立って「カリーヴルスト」を食べていた。
カリーヴルスト自体はとても説明しやすい料理だ。焼いたソーセージを一口サイズに切り、大量のケチャップをかける。どこで食べてもケチャップの海をソーセージが泳いでいたから、大量にかけるのがポイントなのだろう。その上にカレーパウダーを軽く振りかければ完成だ。
付け合わせはパンだったり、ポテトだったりする。マヨネーズをお願いすることもできる。これが大人気で人気店では行列があったりもする。ケチャップはその店の独自のものだったりするので、お店によって味は多少変わる。
「カリー36」は人気店なのだろう。それをマネした「カリー+数字」というお店を他の街でも見かけた。「カリー54」とか。マネしやすい店名なのかもしれない。もちろんそのようなお店でも「カリーヴルスト」は食べることはできるし、きちんとおいしい。
私はカリーヴルストをなかなかに気に入り、ドイツにいる間よく食べていた。人気店を調べて食べに行くほどに気に入った。ドイツは物価が高く、普通のレストランに入ると高い。自分で焼く以外で一番安くソーセージを食べる方法がカリーヴルストだった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「ガチ旨」「これまでで1番おいしくできた」 エバラ浅漬けの素で作る「塩からあげ」が衝撃の8万“いいね”
さっくりじゅわじゅわなからあげが30分で……! - 全人類待望! チャーハンについてくる「あのスープ」の作り方が、「神レシピ」「毎日飲みたい」と話題に
酢を入れるのがポイント! - トロットロの白菜が悪魔的うまさ! 「全農広報部」直伝の白菜大量消費レシピがTwitterで話題に
ネットで話題の料理を紹介するねとめし。今回は白菜のミルフィーユ焼きです! - 【雪国まいたけ公式直伝】レンジでチンするだけのツナ缶まいたけパスタがうま味たっぷりでうますぎる
白だしとまいたけのうまみが決め手……! - 「酒が進みまくって困る」 レンチンだけで作る「新玉ねぎグラタン」が悪魔的な中毒性で話題に
うますぎた。