月見バーガーの秋がやってきた！ マック、ケンタッキー、ロッテリア、コメダ珈琲4店舗の月見メニューを食べ比べてみた（2/2 ページ）

月見バーガーって卵挟んだだけかと思ったけど違った…

[神田匠，ねとらぼ]

ロッテリア

画像は公式サイトより引用

　3店舗目は、9月7日から始まったロッテリアの「半熟月見シリーズ」。月見が4種類と、今回紹介する4店舗ではバーガー類最多ラインアップでした。あとエビバーガーの月見は他になかったので珍しいです。

　「半熟月見 和風エビバーガー」と「半熟月見 和風絶品チーズバーガー」を注文しました。ロッテリアって久しぶりに来たかも……。

　こちらが「半熟月見 和風絶品チーズバーガー」。粗挽きのパティに特製チーズソース、そして半熟タマゴが挟まれています。

　食べてみると、他の店舗に比べて、黒胡椒がガツンときいていてかなりスパイシーです。とろとろの卵の黄身が全体をマイルドにしてくれて、柔らかいバンズとスパイシーなパティ、そしてマイルドな卵の三位一体のおいしさです。醤油の風味も合わさり日本風に。

　ボリュームもひかえめで、重くなりがちな月見バーガーの中では軽くいただくことができました、少食の人でも安心かも。

　「半熟月見 和風エビバーガー」はエビカツに半熟タマゴと和風しょうが醤油ソース、タルタルソースとキャベツがのせられています。ロッテリアでエビカツって食べたことないな。

　かなり驚いたんですが、エビがぷりっぷり、カツはサクサクでエビカツの完成度が高すぎる。こんなおいしいものがあったとはと、月見そっちのけで感動しました。半熟の黄身もいい仕事をしていますが、やはり卵はジューシーな柔らかパティと合わさったほうが本領発揮できるのかもと思いました。

　ロッテリアは半熟の黄身で、スパイシーながら和風の味付けが特徴でした。それにしてもエビカツうまかったな……。

コメダ珈琲

画像は公式サイトより引用

　最後はコメダ珈琲の「コメダのお月見祭」からご紹介。デザートメニューがかなり豊富ですが、1点だけ中央に鎮座する「お月見フルムーンバーガー」が気になります。コメダはそのボリュームのすごさで知られますがやはり今回のバーガーもでかいのか……？

　やはりでかいです。バンズは筆者が計ったところ直径12cmはありました。「お月見フルムーンバーガー」はレタスに肉厚ハンバーグ、エッグオムレツにからしマヨネーズとチーズを挟んでいます。

　手に持つと他店舗にはなかったそのどっしり感に驚きです。パッケージよりもでかい気がする……。でも逆詐欺とか言いたくない（コメダはきっとお客さんにいっぱい食べてもらいたいだけであって、それを周りが詐欺と言うなんて最悪だから）。

　お味は喫茶店のハンバーガーという感じで、飲み物と合わせて楽しむように全体的に素朴で落ち着く味付けだと感じました。コーヒーとの相性がいい。卵はとろ〜り半熟タイプ。からしマヨネーズの風味が他店舗にはないアクセントでした。

　とにかくそのボリュームに圧倒されたい方は迷うことなくコメダに行った方がいいでしょう。おなかいっぱいの気持ちよさを味わえます。

まとめ

　マクドナルド、ケンタッキー、ロッテリア、コメダの4店舗の月見メニューをご紹介しました。どれもお店の個性が出たバーガーばかりで、ひとえに月見といっても各社工夫を凝らしていて、その差異が非常におもしろかったです。

　筆者はこの企画をやるまで「月見って卵挟んだだけだろ」と思っていたのですが、まったくそんなことなかったので反省します。

　まだまだ月見の季節は始まったばかり！　なくなる前にお店へGOだ！　いけーーーっ！！！！！！！