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月見バーガーの秋がやってきた! マック、ケンタッキー、ロッテリア、コメダ珈琲4店舗の月見メニューを食べ比べてみた(1/2 ページ)

月見バーガーって卵挟んだだけかと思ったけど違った…

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 ハンバーガー大好きライターの神田(こうだ)です。

 まだ残暑が厳しいですが、真夏のピークは過ぎ、もう秋へ移り変わろうとしているようです。なぜかって? ハンバーガーチェーンが月見メニューの準備をし始めたからです。

 季節の移り変わりって気温の変化よりもお店が何を売り出すかで色濃く感じる気がします。今回は、マクドナルド、ケンタッキー、ロッテリア、コメダ珈琲の4店舗の月見メニューを食べ比べてみました。

ひとえに月見バーガーといっても、ただ卵を挟んだだけではなくお店によって異なるカラーが出ていておもしろかったです。それでは紹介します。

マクドナルド

 やはり一番身近なハンバーガーチェーンといえばマクドナルド(以下、マック)。9月6日から月見メニューの販売をスタートしました。バーガー類はもちろん、ナゲットやシェイクも月見仕様になっています。

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 今回は新メニューの「七味香る牛すき月見」とド定番の「月見バーガー」、あと「月見マックシェイク」もおいしそうだったので注文しました。

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左が「月見バーガー」、右が「七味香る牛すき月見」

 包みを開くと見慣れたビジュアルがお目見え。これを食べないと秋が始まりませんね。「七味香る牛すき月見」とオーソドックスな「月見バーガー」を比べるとそもそもバンズから違うようです。さっそく食べてみます。

「月見バーガー」

 「月見バーガー」は卵にトマトクリーミーソースがかかり、スモークベーコンが載っています。

 卵はしっかり熱が通っていて、黄身が固く食べごたえがあります。酸味のあるトマトソースとスモーキーなベーコンの相性がよく、さすが最大手ハンバーガーチェーンというべきおいしさです。

「七味香る牛すき月見」

 今年から登場した「七味香る牛すき月見」は、通常の「月見バーガー」に甘辛く煮た牛肉風のフィリングが入っています。

 牛すきは出汁がきいた醤油のテイストで、てりやきソースとは異なる和風のおいしさ。七味の風味がアクセントになりさっぱりしています。あとバンズがふわふわもちもちで、それゆえ中の具材の存在感が際立ちます。通常のソースに加えて牛すきフィリングが入ってるのでけっこう味が濃くてジャンキーです。かなりうまかったので今後の定番になることを期待します。

 「月見マックシェイク」も、シェインマスカットの酸味と甘味がさわやかで通年販売してほしいくらい好きになりました。甘味もカバーするなんてすごいぜ。

 やはりマックの月見バーガーは風味と食感、具材の全体的なバランスがよく、さすがというほかありません。熱狂的なファンがいるのもうなずけます。

ケンタッキー

 お次はケンタッキーフライドチキンです。8月30日から始まった秋の風物詩「とろ〜り月見」シリーズから「月見チーズフィレ」と、新登場の「月見ツイスター」「エッグタルト」を実食します。

「月見チーズフィレ」

 「月見チーズフィレ」はチキンフィレにレタス、オリーブオイル入りマヨソース、目玉焼き風オムレツを全粒粉バンズで挟んだバーガーです。マックと比べると立体感がある。

 かぶりつくと、まずジューシーなチキンフィレがやってきて、そこにとろりとした黄身が合わさってかなり相性がいい。あとレタスのシャキシャキ食感がうれしいですね。黄身が半熟なのはケンタッキーの月見シリーズの特徴といえるでしょう。

「月見ツイスター」と「エッグタルト」

 「月見ツイスター」と「エッグタルト」は今年から発売された新メニュー。

 「月見ツイスター」は皮がピロピロもちもちで、サクサクのカーネルクリスピーにチーズソースがかかり、半熟のとろ〜りした黄身が合わさってうまい。恥ずかしながらケンタッキーでツイスターをあまり食べたことがなかったのですが皮の食感が他になくておもしろい。

 「エッグタルト」も卵黄のコクが濃厚! 生地がビスケット生地ではなくパイ生地なので、どっしりしつつも軽く食べられます。

 とろ〜りとした黄身がケンタッキーの月見の特徴といえるでしょう。あとケンタッキーの顔というべきフライドチキンが入ってるのでしっかり食べごたえもあります。各社それぞれ特徴があっておもしろいな〜。

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