ドラマ「きのう何食べた？」4年ぶり新シリーズに現実の波 生活費巡るシロさんの“決断”に「月25000円なんて到底無理」（1/2 ページ）

2019年に放送されたseason1はTwitter世界トレンド1位も獲得。

[菜の葉，ねとらぼ]

　ドラマ24「きのう何食べた？ season2」の公式Instagramが10月7日に更新され、シロさんこと筧史朗役の西島秀俊さん、ケンジこと矢吹賢二役の内野聖陽さんのオフショットを公開。「シロさん、月の食費を3万円に！」との投稿内容に、待ちわびていたドラマファンから反響が寄せられています。

以降から第1話のネタバレがあります。

第1話終了後に投稿されたオフショット（画像は「きのう何食べた？ season2」公式Instagramから）

　4年ぶりの新シリーズとなる本作では、season1からシロさんが通う激安スーパーの閉店や、年齢を重ねたケンジの体重やコレステロール値が上がるなどさまざまな変化が続発。

　時代とリンクした同作の中でも、倹約家のシロさんがとうとう月の食費2万5000円を3万円に上げることを決意する場面が大きなインパクトを与えたとみえ、視聴者からは「もう値上げラッシュで月25,000円なんて到底無理ですよ。シロさん」「この物価高の中流石のシロさんも月30000値上げはしょうがないですよね笑」とため息が混じった共感の声が続々と寄せられました。

　また「値上げラッシュに嘆く日々ですが、ケンジの『いろいろ変わっていくけど、悪いことばっかじゃないよ』のセリフに心が少し軽くなりました」「シロさんとケンジがずっとつつましやかに生活していたことが分かって安心しました」と変化を受け入れながら生活している2人にホッとしたという声も寄せられています。

season1のシロさんとケンジ（画像は「きのう何食べた？ season2」公式Instagramから）

　ドラマ「きのう何食べた？」は『モーニング』（講談社）で連載中のよしながふみさん原作の同名漫画を実写ドラマ化。2019年に放送されたseason1はTwitter世界トレンド1位、見逃し配信の再生数が全12話で100万再生超えに加え、第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第101回テレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しています。

　また、2020年には「きのう何食べた？　正月スペシャル」の放送、2021年には「劇場版　きのう何食べた？」が公開され興行収入14.1億円の大ヒットとなっています。

　2023年5月に新シリーズ放送決定を発表すると公式Instagramには「わぁーぃ!!　嬉しすぎて泣きそう」「またシロさんケンジに会えるなんて」「10月の放送を楽しみに、日々頑張れそうです」と待ちわびるドラマファンからの歓喜の声が届いていました。