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信号は赤なのに、左折・直進・右折の矢印信号が点灯しているふしぎな信号機の写真が、X(旧Twitter)で約10万いいねを集めるほど話題になっています。
話題になっているのは、『ヤドカリのグラビア』などを出版している海洋生物ブロガー・でんか(@K_theHermit)さんの投稿です。「逆に何したらダメなの」と添えられた写真には、車両用の信号機が写されているのですが、よく見ると赤信号なのに矢印信号3種が点灯しています。赤信号とは……?
Xでは「バック?」「Uターン」「逆走は禁止ですね!」などといった反応が寄せられ、パッと見ただけではちんぷんかんぷんな信号に「出会ったら迷ってしまいそう」「ややこしい!」といった声も見られました。
どうしろっていうんだよ……と困惑してしまいそうな信号機ですが、ちゃんと意味があります。
交差点を右折するときは、対向車の有無や接近などに注意しなければいけませんが、このような右折の矢印信号ならば対向車は赤信号のため直進してくることはなく、比較的安全に右折できます。このとき、歩行者信号は赤になっているケースが多いですが、絶対ではありませんので注意が必要です。
また、車両の流れが完全に分離されるため「左折・直進をしても差し支えがない状態」であれば、時差式信号機の代わりに矢印信号を点灯させる場合があり、結果として「赤信号なのに全方向に矢印信号が点灯する」という状況になるわけです。
画像提供:でんか(@K_theHermit)さん
(春山優花里)
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物語が始まりそう。