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消しても浮き出るロゴが切ない 地元の有名スーパーの移り変わりを描いた4コマ漫画に読者が深い悲しみ(1/2 ページ)

思い出がたくさん詰まっている。

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 かつて地元の有名なスーパーだった店舗の移り変わりを描いた4コマ漫画が注目を集めています。

ダイエー スーパーマーケット ショッピングモール
かつてよく見たあのロゴマーク……

 作者はX(Twitter)ユーザーのしまつび(@et_meiten)さん。ある地方都市には、全国規模の有名スーパーが建っていました。屋上の塔には店のロゴマークが描かれ、遠くからでも分かるのでランドマークとしても親しまれていたのでした。

 しかし、バブルが崩壊してから、その大手スーパーも店舗閉鎖の波に飲まれ、塔に描かれたロゴマークはうっすらと存在を残したまま聞いたことのないお店の名前に上書きされたのでした。

ダイエー スーパーマーケット ショッピングモール
1階は食品売り場、2階や3階に衣料品や家電などが売っていて、地元の人はそこで生活用品を揃えたものです

 数年後、そのお店も閉店。かつてあったスーパーの名残を塔に残したまま廃墟へ。そして、さらに時が経つと建物は壊され、新たに大手ドラッグストアがオープンしていたのでした。

 そのドラッグストアはかつての有名スーパーを子会社化した大手流通企業のグループ会社ということに、深い縁を感じずにはいられません。

 地元で愛されたスーパーの名前が上書きされ存在すら失われていく光景は、時代の流れを感じずにはいられません。漫画には「かなしみ……」「侘び寂びの趣がある」など、故郷を思い出して悲しむ声が寄せられています。

 また「ドラッグストアにでもなればまだ良い方」という読者の声に応え、「ドラッグストアにならなかった世界線」を4パターン用意。そのまま廃墟、駐車場、クリニック、老人福祉施設となった4コマ目を投稿しています。良くも悪くも、時代の変化と共に街並みも変わっていきますね。

作品提供:しまつび(@et_meiten)さん

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