「BreakingDown」才賀紀左衛門、KO負け後に“号泣”謝罪「いろんな人に応援してもらってさ」　引退後も示唆「俺教えんの上手やから」（1/2 ページ）

「格闘技ってさ、需要と供給やからさ」

　　格闘家・才賀紀左衛門さんが11月25日にYouTubeチャンネルを更新。まさかのKO負けを喫した格闘技イベント「BreakingDown10」後の様子を公開しており、目に涙を浮かべながら謝罪や現役引退を口にしています。

試合前の才賀さん（画像はYouTubeから）

支えてくれた周囲に泣きながら謝罪

　才賀さんは“喧嘩自慢”「100人企画」の頂点・細川一颯さんと対戦。試合前のオーディションでは、「（細川さんは）ケンカで一番になった子でしょ？」とプロとしての余裕を見せつけたものの、23日に行われた試合では延長戦の末にKO負けとなっています。

　完敗後に更新したブログでは、「正直、失ったものは大きいし格闘家としては完全に引退だとおもう」と一線を退くことも検討しているとし、「ただ、細川くんは強かった！　応援してくれた人たち、申し訳ありません」とコメントしていました（関連記事）。

　才賀さんは25日、試合前後の姿を動画で公開。会場に向かう車内では、「起きて麻婆豆腐食べて、すげえリフレッシュできた」とリラックスしつつ、体格差のある細川さんとの試合に向けて、「懐入って殴り合いするのか、それとも足使って出入り使うか」など対策を練っていました。

試合直後の姿（画像はYouTubeから）

　しかし、KO負け直後の様子をおさめた場面では、悔し涙を浮かべる才賀さんに対し、セコンドが「ただ結果が付いてこなかっただけ。全然そんな悔しがることじゃない」とフォロー。

　病院での検査を受けた帰りの車内で、才賀さんが細川選手をたたえつつ、「格闘技ってさ、需要と供給やからさ。需要が無かったらダメやしな」「引退して、強い人、俺教えんの上手やから、そっちはそっちでやろうかな」と、選手引退すら示唆するひと幕も。

　ネガティブな才賀さんを見かねた同行者が、「そんな自分を責めず…」と声をかけたところ、顔を両手で覆いながらとうとう号泣。「何言っても、ごめんなとしか思われへん。いっぱいいろんな人に応援してもらってさ、周りに練習も付き合ってもらってさ。格闘技って個人競技やけど、俺の中では団体スポーツやと思うからさ」と、仲間の期待に応えられなかったことに悔しさをにじませながら、「ごめん。ほんまにごめんなさい」と繰り返し謝罪の言葉を口にしています。