「頭おかしい」「変態すぎるだろ」 トヨタ世界初公開の新車、衝撃のオプション装備でSNSをざわつかせる事態に→トレンド入り（1/2 ページ）

マジか。

[三輪薫，ねとらぼ]

　TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は1月12日、「モータースポーツの裾野拡大を目指す」と掲げて開発された進化版「GRヤリス」を東京オートサロン2024で世界初披露しました。進化したポイントや装備などの情報が発表されていますが、新設定の「縦引きパーキングブレーキ」が「究極の変態仕様（褒めてる）」とSNSユーザーをざわつかせています。

東京オートサロン2024で披露された進化版「GRヤリス」（画像は「TOYOTA GAZOO Racing」Instagramから）

　「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を通して2020年に誕生したGRヤリス。TGRはGRヤリスを用いてさまざまなモータースポーツへの参戦を継続し、改善を重ねることで、GRヤリスを鍛えてきたといいます。

　進化版GRヤリスでは、スーパー耐久シリーズ参戦車および全日本ラリー参戦車をモチーフに、インパネの操作パネルおよびディスプレイをドライバー側へ15度傾けて設置するデザインの専用コックピットを採用したほか、モータースポーツの現場などで鍛え上げた新開発8速AT「GR-DAT」を設定。最高出力・最大トルクもともに向上しました。

　また、SNSで注目を集めたポイントのひとつがモータースポーツ参戦を考慮したという縦引きパーキングブレーキの設定（メーカーオプション）です。TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジに参戦する中でのモリゾウ選手（豊田章男会長）からのフィードバックを生かしたもので、レバーとステアリングとの距離が近くなり素早い操作が可能になるほか、引きやすさにも考慮されています。

　各種情報が発表された12日、X（Twitter）では「GRヤリス」がトレンド入り。縦引きパーキングブレーキについて「各所より良い意味で頭がおかしいという称賛の声が」「GRヤリス変態すぎるだろ（褒め言葉）」「いいぞもっとやれww」「こんなサイドブレーキをオプション設定してるとかトヨタキモすぎ（すき）」など反響の声があがっています。

　進化版GRヤリスの発売は2024年春ごろの予定です。