地下鉄で路線案内の修正がまさかの“力技” ネットで「緊急対策ならアリ」「対応はありがたい」と話題に(1/3 ページ)
「矢印を付け足すだけでもよさそう」といった声も。【追記あり】
北海道札幌市の市営地下鉄にて、路線案内板の分かりにくいデザインが急ごしらえで修正され、その大胆な“応急処置”に「力技(笑)」「利用者の声にすぐ反応する姿勢は素晴らしい」とX(旧Twitter)で話題になっています。
「ぱっと見でどっちに行くか分からない」と話題になったのは、札幌市営地下鉄・南北線の新しい路線案内表示。1番ホーム・2番ホームともに、向かわない方面の駅名まで通常の文字で書かれており、さらにどちらに向かうか示す矢印等もないため、上に書かれた「〜方面」と照らし合わせて確認するしかありません。
Xユーザーのらいちゃん(@rai_chee)さんが1月18日、すすきの駅での写真とともに「(新しい路線案内板が)市外からのお客さんに優しくない」と指摘。すると他にも改善を訴える声が多かったのか、間もなく修正された様子が目撃されました。
その方法とは、行かない方面の駅名を「養生テープ」を上から貼って見えにくくするという、想像以上にワイルドな緊急対応。Xでは「やっつけ感w」とツッコミの声が続々。一方で、「とにかく手早く改善って意味では正しい」「対策はありがたい」と拡散され、約1万4000件の“いいね”を集めています(記事執筆時点)。
なお、現時点では修正されたのは一部の案内板のみ。らいちゃんさんによると、修正された案内板がある改札口は方面別に分かれており、「間違えて入場すると乗り間違えたり、別の通路を通って階段を上り下りして反対ホームへ行かなければならなかったりと、何かと大変」とのことで、今回急ごしらえで修正が行われたのかもしれないとコメントしています。
【2024年2月25日追記】札幌市交通局が看板を修正
らいちゃんさんは2月23日、地下鉄すすきの駅の看板が修正されたことを報告。「札幌市交通局のファイナルアンサー」として投稿された写真には、養生テープで隠されていた進行方向以外の駅を削除した新看板が写っています。
画像提供:らいちゃん(@rai_chee)さん
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