「いかに日本人が律儀なのかよくわかる」――。地下鉄の階段で撮影されたある写真に反響が寄せられています。
話題になっている、地下鉄の階段を撮影した写真。この日は雨が降っていたのだそうですが……どういうことか分かりますか? もしかしたら、人によっては“当たり前”すぎて気付かないかもしれません。
こちらの地下鉄の階段は、左側が駅構内へと入る「くだり」、右側が外への出口につながる「のぼり」になっています。そして注目を集めた理由は、階段の左側だけが濡れているから……。
つまり、雨に濡れた傘を持って外からきた人が、規律を守って「くだり」側だけを通っていたことが分かる一枚なのです。 投稿したTwitterユーザーの、もきち(@TZH331029_Evae)さんによると、こちらは東京メトロ(千代田線)の湯島駅とのことでした。
Twitterでは「これは面白いわ」「雨の日でも右側通行が守られているの素晴らしいですね」「まさに日本人」といった声が。普段当たり前のように通行方向表示を守っていた人からも「なんか守らないといけないような気になるんですよねコレ」などの共感が寄せられています。なかには「これ見ると余計守ろうって気になりますね」との声も。
他にも「律儀というか、それが一番効率が良いと理解してるから皆がそうするて事なのだろうな」など、ルールを守るのは効率を重視した結果だという意見や、「ラッシュがすごい都会だから」や「残念ながら場所(地域)による」といった声もみられました。
この写真を見て何を思い、どう行動するのが正しいと感じるか。そういった反応の違いが見られるという意味でも面白い1枚でした。
画像提供:もきち(@TZH331029_Evae)さん
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