俳優の趣里さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の最終回が3月29日に放送されました。ヒロイン・福来スズ子の「さよならコンサート」の会場にはこれまで番組に登場してきた懐かしい顔ぶれが並び、放送後にはキャスト陣がSNSで同作に対する思いをつづっています。
ちゃんと老けたビジュアルで再登場(※以下、ネタバレを含みます)
最終回ではスズ子のさよならコンサートがついに開演。本番前の楽屋には幼馴染で生まれ故郷の大阪に戻ったタイ子(藤間爽子さん)や、米兵のサム(ジャック・ケネディさん)と渡米した元付き人の小夜(富田望生さん)から手紙が届いた他、元マネジャーの山下(近藤芳正さん)、村山興業の坂口(黒田有さん)らが駆けつけました。
また客席には、ライバル歌手のりつ子(菊地凛子さん)や1人娘の愛子(このかさん)はもちろん、少女期からソロデビューまで過ごした梅丸少女歌劇団時代の関係者や同期、後輩の姿も。男役トップスターだった橘アオイ(翼和希さん)に、演出をしていた初恋相手の松永(新納慎也さん)も顔を見せました。
さらにファン代表として、ラクチョウのおミネ(田中麗奈さん)らスズ子の人生に関わった面々が集結。多くの仲間たちに見守られる中、スズ子は羽鳥善一(草なぎ剛さん)のピアノ伴奏に合わせて「東京ブギウギ」を堂々と歌い上げました。
放送後には多くのキャスト陣がSNSを更新しており、松永役の新納さんは「『ブギウギ』最終回おめでとうございます 趣里ちゃんはじめ、スタッフ&キャストの皆様お疲れ様でした 応援してくださった皆様ありがとうございました」と衣装姿での自撮りを投稿。
「最終回に松永さん ほとんど変わっていない男にも時の流れが!! 実は少しだけ白髪!! 大好きな役でした グッドラック チャオ」と白髪が混ざった最終回用のビジュアル写真を添えて祝福しています。時の流れをちゃんと感じる……。
また橘先輩役の翼さんは所属するOSK日本歌劇団の公式X(Twitter)を通じて、「大先輩である笠置シヅ子さんとその人生に寄り添った方々の偉大なご功績があったからこそ朝ドラになり、私達も関わらせていただくことができたブギウギ この経験で培った学びとご縁がまた、これからのOSKが100年続く礎となりますように…本当にありがとうございました!」と感謝の思いを投稿。
「スズ子最後の舞台はこの写真を胸に忍ばせ見届けました」と娘役トップで同期の大和礼子(蒼井優さん)らとの写真を携えて出演していたことを明かし、最後には「沢山の方にOSKを知っていただきたくてすべてを尽くした橘アオイ役 これからも私達を愛していただくことができたら あの時戦って去った橘センパイも、きっと礼子も本望だと思います OSK日本歌劇団 翼和希、引き続き全うして参ります!」と熱い思いをつづりました。
また中盤で番組を盛り上げたサム役のジャック・ケネディさんも、「今日は心の最後のズキズキとワクワクだったね。でもそのことではないな。自分たちの心の中で永遠にブギウギがいる。ブギウギのみんなありがとう」と感謝のメッセージを投稿しています。
※草なぎ剛さんの「なぎ」は常用外漢字
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タイ子役を演じたのは藤間爽子さん