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JR東、西武、東武など鉄道8社、紙の乗車券を磁気から“QRコード”に(1/3 ページ)

2026年度以降、順次切り替え予定。

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 JR東日本や西武鉄道、東武鉄道など鉄道事業者8社は、磁気乗車券をQRコードを使った乗車券(QR乗車券)に置き換えると発表しました

 取り組みに参加するのは京成電鉄、京浜急行電鉄、新京成電鉄、西武鉄道、東京モノレール、東武鉄道、JR東日本、北総鉄道。2026年度以降、自動券売機から発券する普通乗車券をQR乗車券に順次置き換え、きっぷを機器に投入する方式から、QRコードリーダーにタッチする方式に変更します。


投入からタッチに

背景

 磁気乗車券は、金属を含んでいるためリサイクルにあたって磁気層の分離・廃棄が必要なほか、機器の不具合による券詰まりなどが発生しているといいます。QR乗車券への切り替えでリサイクルが容易になり、機器のメンテナンス性の向上や故障率の低減を図ると8社は述べています。

 またQR乗車券の情報や、入場・出場などの利用状態を共用のQR乗車券管理サーバーで管理し、8社が同一のシステムを使用することで、会社間にまたがるQR乗車券の発券が可能になるとしています。


共用システムで管理

 なお鉄道の乗車券については、シームレスに利用できSuica・PASMOの交通系ICカードや、各社のチケットレスサービスを主体とし、引き続きサービス向上と利用拡大を継続していくとしています。

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