猛暑の車内にステーキ肉を放置したら……。真夏の車内の危険性が分かる実験動画がYouTubeで公開され、「普通にやばすぎる」「絶対に子どもを置き去りにしたらあかん」など反響が寄せられています。
※低温調理には食中毒のリスクがあるため、専門知識がない方がマネするのはやめましょう
動画を投稿したのは、群馬県の焼肉店「炭火焼肉 ホルモンしま田」のYouTubeチャンネル(@horumonshimata)。真夏の車内の危険性を周知すべく、ステーキ肉を猛暑日の車内に3時間放置した結果を伝えています。
真夏の車内の恐ろしさ
ステーキ肉はそのまま、フリーザーバッグに入れる、アルミホイル包みの3パターンで焼け具合を検証。エンジンを切った車内は検証開始時点で50度を超えており、30分が経過したころにはフリーザーバッグに入れた肉の表面が色づき始めます。
1時間半が経過すると、車内温度は75度を突破。裸のまま放置した肉は表面が乾燥して黒ずんだ赤色に変化しており、フリーザーバッグに入れた肉はすっかり蒸し焼き状態になっています。
3時間が経過すると、肉を置いたバットは素手で触れないほどの温度に。アルミホイル包みの肉を取り出してみると、ほのかにピンク色を含んだ焼き色となっており、肉の中心温度は60度を超えていました。なお重さを測ってみると、3パターンとも2割〜3割の水分減少率となっています。真夏の車内は本当に危険だ……。
動画は記事執筆時点で約20万再生を記録。コメント欄では、「普通の肉がこれだけ真っ黒になるって普通にやばすぎる温度」「夏の車内の危険性、改めて肝に命じるべきですね」「本当に悲惨な事故が無くなる事を切に願います」「人も危険だが、置き去りにする荷物にも気をつけないとあかんやで リチウムバッテリー系は特にやばい」などの反応が寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「炭火焼肉 ホルモンしま田」さん
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