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ファンヒーターの前に肉を放置したら、温風で焼けるのでは? そんな疑問から始まった実験動画が、暖房器具を使ううえでの注意喚起になると好評です。
投稿主は、群馬県の前橋市と高崎市に拠点を置く焼肉店、「ホルモンしま田」のYouTubeチャンネル。寒い日に石油ファンヒーター前に長居したせいでやけどを負いかけた際、「これだけ熱ければ肉も焼けるのでは」と思い立ったそうです。
実験では牛肉の塊を3つ用意し、1つはむき出しのままで、残りの2つはそれぞれアルミホイルと布で包みプレートの上へ。30度に設定したファンヒーターの送風口前に置き、約1時間放置しました。
30分が経過すると、肉は焼けたようなにおいが立ち始め、むき出しの肉は変色。包まれた肉からは、肉汁がにじみ出します。普通にローストされている……?
実験終了時、肉の内部温度はむき出しのもので63.5度、布包みが40.1度、アルミホイル包みに至っては86度で、湯気が立つほど。布包みのもの以外は、十分食べられる程度に火が通っていたそうです。身体にアルミホイルを巻くことはないとしても、裸で長時間ヒーターに当たると想像したら、生き物だって危険……!
「ヒーターの危険性と想定外の利用方法が同時に知れる良い動画」「低温やけどの怖さがよく分かる」と、感心する声を呼んだこの動画。ホルモンしま田では他にも、炎天下の車内で肉を焼く実験など、調理にまつわる動画を多数公開しています(関連記事)。
動画提供:ホルモンしま田
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