20年前に習った「神戸ハイボール」の作り方を現在と比較した動画が、X(Twitter)で約9万3000件のいいねを集めるほど話題になっています。全然違う……!
神戸ハイボールの作り方
話題になっているのは、バーテンダーのまきの(@bartendermakino)さんが、神戸発祥のご当地ハイボール「神戸ハイボール」の作り方を紹介した動画です。
神戸ハイボールは、キンキンに冷えたグラスにウィスキーとソーダを注ぎ、氷を入れずに作るのですが、20年前と現在で作り方が大きく違っているそうです。
20年前は、ソーダ瓶を垂直に立てて、一気にドバドバと注ぎます。ソーダの泡がしゅわーとグラスいっぱいに広がるワイルドなスタイルですね。
しかし、現在はゆっくりとグラスを回転させながらソーダを注ぐようになっており、ゆっくりと混ぜ合わせていきます。
作り方が変わった理由
まきのさんは、真偽はわからないとしながらも2通りの作り方の背景を教えてくれました。
20年前の作り方は、仕事終わりにバーでサクッと飲むことを想定したスピード重視な作り方。ウイスキーはダブルの60mlを使用。香りやアルコールがしっかり感じられ、仕事終わりの1杯に適していたようです。
一方で現在の作り方は、ハイボールを食中酒として楽しむ人が増えたことで生まれた作り方。ウイスキーはシングルの45mlを使用。バーだけでなく、居酒屋やレストランでもハイボールが飲まれるようになり、オペレーションのしやすさや飲みやすさを意識しての変化だそうです。
作り方が変化したという神戸ハイボールの動画に、Xでは「どちらも美味しそうです」「やはり味は全然違いますか?」「ハイボール飲みたい」などの反応が寄せられています。
動画提供:まきの(@bartendermakino)さん
(カナブンさん)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- やたら幻想的! 炎で氷に入ったお酒をジュワッと取り出す新感覚カクテルの作り方
もったいなくて飲めない……。 - なにこれオシャレ! 丸い氷の中にお酒を入れる「アイスボールカクテル」の作り方
ただし最終的には割る。 - AIの考えたカクテルのお味は? プロのバーテンダーが実際に作ったら材料から想像つかない仕上がりに
それなりに飲める味には仕上がったようですが……? - リンゴを使った“ウイスキーのおいしい飲み方”が話題に リンゴ農家がトライ → 説得力倍増でマネる人続々
まあ、そんなものがおいしくないわけがなく……。 - 「物語に出てくるぶどう酒」を完全再現!? 赤ワインと“あのジュース”を「1:1」で混ぜるレシピが話題 実際に作ってみた
こ、これは……!