「刺身にタンポポを載せる仕事」の体験装置が作られる……! しっかりミスを検知する技術の無駄遣いが楽しい(1/3 ページ)
刺身にタンポポを乗せるだけの簡単なお仕事です(楽とは言っていない)。
昔からネット上でネタとしてよく登場する「刺身にタンポポを乗せる仕事」を体験できる装置が作られ話題になっています。無駄に作りが凝っている……!
乗せたタンポポの数を機械が検知!
作者は、ものづくりエンジニアのゆうもやさん(@takex5g)。ユニークな発想と最先端技術を使った創作でたびたび注目を集め、以前には「Twitter」と言うと「X」に訂正してくる装置や、YouTubeの再生速度をこまめに変えられるガジェットが人気を集めました(関連記事1/2)。
製作したのは、ベルトコンベアで流れてくる刺身のパックに食用菊(通称:タンポポ)を載せていくお仕事体験装置。単純労働を表すネットスラングとしても知られるネタですが、その仕事の厳しさも体験できるゲームとなっています。
タンポポは1つずつというルールで、ミスをすると装置がエラーを検出。例えば2個余分に載せると「刺身タンポポ3個検知 1パックにつきタンポポは1つまでにせよ」と機械に怒られてしまいます。しっかり数まで検知しているのがすごい!
こちらは9月21日〜22日に東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2024」にて展示され、当日は大盛況だった様子。ちなみに刺身の食品サンプルはパックとベルトコンベアに固定されており、タンポポの数は画像認識で検知しているようでした。
体験者からは「楽しかった!」の声
Xでは展示風景が投稿され話題に。実際に遊んだ人からも「タンポポを乗せるお仕事、楽しかった!」「妙に癖になってタンポポを乗せ続けてしまう」と好評を得ていて、「(子どもたちからの)人気っぷりが本当にすごくてずっと盛り上がっていた!」なんてポストもみられました。
ゆうもやさんの作品はWebサイトからチェックできます。仕組みを解説する動画なども公開されているので、興味がある方はのぞいてみるといいでしょう。
動画提供:ゆうもや(@takex5g)さん
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