2024年9月29日に高架化開業した新しいJR松山駅(関連記事)の案内看板が面白いと話題になっています。確かにグッと来るフレーズだ……!
愛媛県の名産品といえばみかん!
話題となった看板は、新駅舎の中央に位置する円形の案内板です。外側には駅構内の位置案内が記載されており、内側には松山への来訪を歓迎する言葉が並んでいます。その中で注目されたのが、「下を向くより、みかんをむこう。」というメッセージ。みかんという文字はオレンジで囲われていて、かわいらしさを出しつつも前向きな印象を感じられます。
松山市がある愛媛県といえば全国有数のみかんの産地として知られており、2021年産のかんきつ類の収穫量は、かんきつ類全体で20.6万トンと国内第1位となっており(愛媛県公式サイトから)、愛媛県の公式サイトでは主なかんきつ類18品種の特性や食べ頃を紹介した「愛媛のかんきつ食べ頃カレンダー」を掲載し、自県の温州みかんや中晩柑類を広くアピールしています(愛媛県公式サイトから)。
また、松山市は俳人、歌人の正岡子規の出身としても知られており、2000年、2010年、2020年に「ことばのまち」の魅力を高めるため「ことば」を全国から広く募集する「だから、ことば大募集」を行い、選ばれた作品は路面電車や松山城ロープウェイなどさまざまな場所に展示していました。
今回松山駅の新駅舎内に掲出された「下を向くより、みかんをむこう。」というメッセージも、2020年に佳作となっており「このフレーズ、コロナで中止になった愛媛マラソンにエントリーしていたランナーに送られた記念品に同封していたあいさつ状にも使われていました」という目撃情報も寄せられています。
「面白い」「噛み締めます」「最高」の声
話題となった松山駅の案内板を写した投稿に対しても、リプライ欄などでは「え、めっちゃ面白いです!!! ありがとうございます」「最高〜」「私もそのフレーズ、ハマりました」と心を動かされた人が続出していました。
また高架化後の松山駅に関連して、JR四国の公式YouTubeチャンネルが投稿した「2024.09.29 新・JR松山駅初入線列車 前面展望動画(市坪駅→松山駅)」にも注目。ホーム上で多くの旅客が見守るなか、高架の線路へ切り替え後の試運転列車が松山駅に初入線する様子は興味深いです。
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