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一部地域でしか伝わらない方言で書かれた張り紙が、X(Twitter)で8万件を超える“いいね”を集めるほど話題になっています。
青森県庁にあった「ちょさないでください」の張り紙が話題
話題になっているのは、青森県知事の宮下宗一郎(@soichiro_Aomori)さんの投稿です。「県外の人にこの張り紙は通用しないよ」というコメントとともに、青森県庁で見つけた“注意書き”を紹介しました。
県庁の廊下に積まれた段ボール。そこには1枚の張り紙があり、「ちょさないでください」という言葉が書かれています。何かを禁じていることだけは伝わってきますが、「ちょさないで」とはいったいどういう意味……?
実は北海道や東北、新潟県では、「触る」「いじる」「操作する」といった意味合いで「ちょす」という方言が使われているのだとか。つまり「ちょさないでください」とは、「触らないでください」という意味だったのです。北国に行くときには知っておきたい表現だ!
「標準語じゃないの?」「分からない」など日本各地から反響続々
青森県庁の張り紙に対し、「ちょす」を日常的に使う地域の出身とみられるXユーザーは「ちょすなって標準語じゃないの?」「勤務先の会社にもあります……」「『ちょすな』には『触るな』『いじるな』『何もするな』よりもさらに強い『余計なことすんじゃねえぞ』の圧が含まれている」などと反応。
一方、それ以外の地域の人たちからは「まったく意味が分かりません……」「本を書く人がいるのかと思いました」「よく分からないけどかわいい」などのコメントが寄せられるなど、各地からさまざまな反響が集まりました。
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