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【動画】 関西人ならおなじみの「関西電気保安協会」、デスゲームを開催してしまう 生き残りをかけた関西人たちの戦いの結末は……?

どこかで見たことあるような気がするデスゲーム会場。

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 関西人ならつい「かんさい、でんきほ〜あんきょうかい♪」と歌ってしまう名前で有名な、関西電気保安協会。近畿地方を中心に、企業・家庭を問わず電気の点検・保安業務を行っている一般財団法人です。

 名前からして割とお固い機関なのかなと思ってしまいますが、そこは関西。近年ではシュールなWeb動画を毎年発表し話題となっています。

 ということで、今年も関西電気保安協会Web動画のシーズンがやってきました。毎年ひねりが効いた内容ですが、今年の動画は「デスゲーム」を題材にしたものとのこと。デスゲームと言われると、あなたはどんな光景を思い出しますか……?

第1話:はじまり

 第1話は、気を失っていたと思しき男性が意識を取り戻す場面から始まります。目覚めると同時に周囲から聞こえてきたのは関西弁。そして身体を起こした瞬間、すかさずおばちゃんが「アメちゃん」を手渡してきます。そう、ここは関西人だけが集められたデスゲーム会場だったのです。

男が目覚めると、そこは関西人だらけのデスゲーム会場だった
速攻で手渡されるアメちゃん。さすが関西

 巨大なスクリーンに映ったのは、関西電気保安協会を象徴するキャラクター、腹話術人形のホアンくん。ボイスチェンジャーを通した不気味な音声で、ホアンくんはデスゲームの始まりを告げます。そして参加者の周囲に立つのは、無表情な関西電気保安協会の人たち。あ〜、なるほど……今年の動画ってこういう感じの、あの大ヒット配信ドラマみたいな、そういうやつね。完全に理解しました。

不気味な声で喋るホアンくんがスクリーンに……!

第2話:備え

 いよいよデスゲーム開始か……と身構える参加者ですが、その前に避難経路の確認が。デス要素、ゆるいな〜。そして建物には感震ブレーカーが設置されていることも、関西電気保安協会の人が説明してくれます。これなら大地震でも安心、気兼ねなくデスゲームに集中できますね。デスゲームの割に死が遠のいちゃってるけど、安全だからヨシ!

避難経路の説明があるデスゲーム、斬新だ
感震ブレーカーがついていれば、地震後の電気による火災の発生を減らすことができますね。安心!

第3話:関西人

 いよいよ本番の関西電気保安協会ゲーム。最初のゲームは「突っ込んだら負けゲーム」ですが、全員が速攻でゲームタイトルに突っ込んでしまったため、一人も残らない結果となってしまいます。

 気を取り直して全員復活し、「歌ってしまったら負けゲーム」に進みますが、「関西電気保安協会」の文字を歌わずに読める関西人がいるはずもなく……。全員脱落したら仕切り直してくれるデスゲーム、優しいな〜。

「突っ込んだら負けゲーム」に速攻で突っ込む関西人
負けると強制退場
そして誰もいなくなった……

第4話:ジェスチャー

 次に開催されるのはジェスチャーゲーム。「ジェスチャーを見て何をやっているところか当てる」という非常に単純なゲームですが、披露されたのは手をゴシゴシ擦り合わせたと思ったらグニャグニャと体を揺らす謎な内容。関西人たちも思わず首を捻ります。

謎のジェスチャーを見て何をやってるか当てるわけですが……
関西人も全員ポカーン

 正解は「濡れた手でコンセントを差したらビリッときた」というもの。言われてみれば確かにそうですけども……。結局また全員強制的に退場させられる関西人たち。濡れた手でコンセントをさわるのはやめよう!

そしてまた誰もいなくなった……

第5話:偽調査員

 続いては「偽者発見ゲーム」に挑む関西人たち。関西電気保安協会の制服を着た二人のうち、偽者はどちらかを見極めます。二人とも電気に関する有益な情報を教えてくれるので、容易に見分けがつきません。なにこれ。

 左右に分かれ、偽者だと思うほうに立った関西人たち。そして発表された正解は……なんと両方本物! もうゲームだかなんだか全然わからんぞ!

この二人のうち、偽者はどちらなのか
偽者だと思う方に立ってみたものの……
どっちも本物やんけ!!

 ちなみに、関西電気保安協会は住宅内での電気の安全調査も実際の業務として行っていますが、それに乗じて調査員を装った偽者が家を訪問しようとするケースが報告されているそうです。偽者にはマジで注意しましょう。

第6話:電気の椅子

 とうとう「みんな、真面目にやって」とキレだしたホアンくん。続いては、ちょっと懐かしいタイプのマッサージチェアが登場します。今回の課題は「マッサージチェアのアースをつける」だそう。もうデスゲームでもなんでもないような……。

懐かしいタイプのマッサージチェアが登場
アースは大事なのでできるまでやる!

 「失敗したら?」という質問に、溜めに溜めたあとで「できるまでやります」と答えるホアンくん。やっぱりもうゲームじゃないじゃん! そりゃ「真面目か!」ってなるわ! ということで全員でアースを取り付けるのでした。アース、大事だからね……。

真面目につけよう、アース

第7話:タコ足

 グダグダな様相を呈してきたデスゲーム。次のゲームは「タコ足危機一髪ゲーム」。安全な容量になるまでタコ足配線されたコンセントを抜くゲームだそう。なんかちょっと普通に楽しそうですが、ホアンくんの話を聞かずにコンセントを抜いた結果、巨大ディスプレイが消えてしまう結果に。そんなことってある?

タコ足危機一髪ゲーム、開始
あ〜、話を最後まで聞かないから……
画面、消えちゃった

 どうやら助かったらしい関西人のみなさん。なんかこう、どう言っていいかわかりませんけど……とりあえずよかったね!!

第8話:定期調査

 打って変わってこれまでのデスゲームをタブレットで見ていた女性が登場。やっぱ配信ドラマだったんですね、これ。……と、そこに来客が。応対すると、インターホンの画面にはなんとドラマと同じホアンくんが! まさかデスゲームに参加させられるのでしょうか?

やっぱ配信ドラマだったんだ、これ
突然ホアンくんが……!
定期調査でした。びっくりするなあ

 と、思ったら、普通に関西電気保安協会の定期調査でした。ブレーカーも指差し確認。電気を安全に使うためにも、定期調査にはちゃんと協力しようね……というところで今回のWeb動画はおしまい。いやほんと関西電気保安協会さん、毎年毎年ようやるわ。今年もおつかれさんでした。

恒例の新聞広告も登場!

 Web動画に合わせて、新聞広告でも毎年ユニークな企画を行っている関西電気保安協会。今年のテーマは「昔ばなし」です。

今年の新聞広告は「昔ばなし」がテーマ

 『鶴の恩返し』かと思いきや……やっぱり電気に関連して、意外性のあるストーリーが展開されます。ユルくボケつつもしっかり定期調査のアピールになっているあたり、関西電気保安協会の底力を感じさせますね。

 というわけで、なんだかどこかで見たことのあるようなデスゲームを展開した今年の関西電気保安協会Web動画。ふざけ倒しつつ電気の安全な使い方を教えてくれる塩梅は、もはや熟練の域と言えます。早くも来年が楽しみになってくるキャンペーンでした。

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提供:一般財団法人関西電気保安協会
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2025年3月19日

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