1990年前後は、高性能で高級感のある車「ハイソカー」への需要がまだまだ高かった時期。好景気だったことも追い風となり、多くの車が売れた年でした。そんな1990年は、どのような乗用車が人気を集めていたのでしょうか。ソニー損保の「あの時何が人気だった? 新車乗用車販売台数ランキング」を参考に、人気車種の販売台数を振り返ってみましょう。
第3位:クラウン(トヨタ)
第3位はトヨタの「クラウン」。数あるトヨタの車種の中でも、日本を代表する車種のひとつと言われています。1983年に登場した7代目クラウンのキャッチコピー「いつかはクラウン」に象徴されるように、サラリーマンたちから強く憧れられたハイソカーです。
1990年の販売台数は20万5259台。当時はトヨタ創業50周年の1987年に登場した8代目クラウンを販売していました。バブル景気下での売れ行きは好調で、特に個人向けに販売されていた4ドアハードトップ車が人気を博していたようです。
第2位:マークII(トヨタ)
第2位はトヨタの「マークII」。クラウンとコロナの中間車種として登場し、1980年代になると、チェイサー、クレスタとともに「マークII三兄弟」と呼ばれるようになり、ハイソカーの礎を築き上げていきます。
1990年の販売台数は22万4868台。当時は1988年にフルモデルチェンジされた6代目マークIIを販売していました。デザインこそ爆発的に売れた5代目モデルを引き継いだキープコンセプトでしたが、足回り・エンジン回りなどを刷新して、より人々を魅了するモデルになりました。
第1位:カローラ(トヨタ)
第1位に輝いたのはトヨタの「カローラ」! 「80点+α主義」というコンセプトの下、時代を超えて低価格・高品質を追求し続けているトヨタ屈指の正統派スタンダードな乗用車です。
1990年の販売台数は30万8台。当時の6代目カローラは「クラスを超えた世界のハイクオリティセダン」として作られ、高級感と実用性を兼ね備えたモデルとなりました。上級車種にも劣らない品質とバブル景気が重なったことで飛ぶように売れ、1990年の販売台数は長らく国産車の最多販売記録となっていました。
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