リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。 全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「落ち着いた」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：大阪大学

　第2位は「大阪大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く大阪大学は、日本で6番目の帝国大学として1931年に創設されました。「地域に生き世界に伸びる」をモットーとし、それぞれの時代の社会の課題に応えられる学生の育成に力を入れています。卒業生、修了生は、国内外問わず幅広い分野で活躍しています。

　大阪大学では、2019年度から「教養教育」「専門教育」「国際性涵養教育」の3つの柱を、大学入学から大学院修了まで一貫して行う教育体系を構築するなど、落ち着いて学問に向き合える環境が整っています。

第1位：東京大学

　第1位は東京大学でした。東京都文京区に本部を置く東京大学は、国内最難関校として広く知られています。イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education（THE）」が発表した「THE世界大学ランキング2023」でも39位（国内1位）を獲得するなど、世界的にも高く評価されています。

　東京大学では、リベラル・アーツ教育を重視しており、「前期課程」と呼ばれる最初の2年間、新入生全員が教養学部の所属となります。前期課程で基礎科目、総合科目、主題科目の授業を学びつつ、自分が進むべき分野を決められるため、自分と学問にじっくりと向き合うことができます。

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