日本の名字で最も多いのは「佐藤」、次が「鈴木」であることはよく知られています。では逆に、“最も少ない”名字が何であるかご存じでしょうか?
今回は「名字由来net」がまとめている名字ランキングの中から、読みが珍しく、かつ全国人数が特に少ない「激レア名字」について見てみましょう。これらの名字を持つ人には、会えただけで自慢できるかもしれません。
(出典:名字由来net 「珍しいレア名字」2019年10月版)
第3位:努力
第3位は「努力」さん。当然「どりょく」と読みたくなるところですが、読み方は「ぬりき」だそうです。大阪府に見られる名字で、全国には約10人。「ぬるき」「こぬるき」と読む人もいる、という情報もありました。
第2位:臥龍岡
第3位は「臥龍岡」さん。これで「ながおか」と読みます。福井県と大阪府に見られる名字で、全国には約10人。「日本姓氏語源辞典」によれば、福井県にある浄土真宗のお寺・碧岑寺(へきしんじ)の僧侶によって明治時代に作られた新姓で、「同寺では後ろの龍が臥せたような岡からではないかと伝える」とのこと。
第1位:左衛門三郎
第1位は「左衛門三郎」さん。読みは「さえもんさぶろう」です。埼玉県に見られる名字で、全国人数はやはり約10人。名字由来netによれば、名前が苗字に転じたケースで、「豪族の名前から自己の所領に地名がつき、子孫が苗字を名のったとされる伝統的な名字」だそうです。下の名前も「三郎」だったりすると大変なことになりますね。
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