【京都市営地下鉄 東西線】乗降人員の多い駅ランキングTOP17! 1位は「山科駅」【2020年度1日平均】
京都市営地下鉄東西線は、京都市で2番目に開通した地下鉄路線。京都市は観光地として世界的に有名ですが、この東西線は京都市内や周辺に住む住民の通勤・通学の足としても重要な路線です。琵琶湖のある大津方面へ延びる「京阪京津線」が乗り入れているため、滋賀と京都を結ぶ貴重な輸送ルートにもなっています。
東西線は京都府宇治市の六地蔵駅から山科区・伏見区を経て、右京区の太秦天神川駅までの17.5キロメートルを結びます。さらに西部の洛西ニュータウンや長岡京市方面への延伸構想もあるようですが、現時点では計画は未定となっています。そこで今回は、現在営業している東西線の全17駅を対象に、1日当たりの乗降人員の多い駅を順番にご紹介します。
出典:R02_地下鉄_駅別1日平均乗降人員の推移(京都市オープンデータポータルサイト)
第2位:三条京阪駅(1万9210人)
第2位は「三条京阪駅」で、1日当たりの平均乗降人員数は1万9210人でした。
京都市内で重要な駅のひとつである、京阪本線「三条駅」に乗り換え可能です。京阪の三条駅から西側へ直接アクセスできる鉄道路線はこの東西線しかないため、観光客はもちろん、通勤・通学客の利用も多いですね。
京阪の三条駅とは地下コンコースでつながっているのですが、歩いてみると意外と距離があるので、乗り換え時は余裕をもってスケジュールを立てたいところです。
第1位:山科駅(3万2769人)
第1位は「山科駅」で、1日当たりの平均乗降人員数は3万2769人でした。
京都市の中心部にある「京都市役所前駅」や「烏丸御池駅」よりもはるかに多い利用客数です。もともと山科区は京都と滋賀・琵琶湖方面を中継する重要な物流拠点でした。京都と滋賀へのアクセスの良さが注目された1990年代に再開発が進み、現在では京都を代表するベッドタウンとなっています。
地下鉄東西線の山科駅はJR「山科駅」と乗り換え可能。JRに乗り換えると大阪方面にも出られるため、毎日たくさんの通勤・通学客に利用されています。とくにJR湖西線沿いと京都市内は学校の数が多く、学生の利用客もかなり多い印象ですね。
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