リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国に数ある大学が受験生たちからどのような評価を受けているのか、気になるところです。本記事では関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「多様な」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：大阪大学

　第2位は、「大阪大学」でした。大阪大学は、1838年設立の「適塾」をルーツとして1931年に創設した大学です。豊中・吹田・箕面と3つのキャンパスを有しています。また、在学中の学部学生数は約15000人と、日本の国立大学では最多を誇っています。

　大阪大学ではLGBTの概念をさらに拡張させた「SOGI」に基づいた取り組みをしており、トイレへの「ALL GENDERサイン」を採用したことでも知られています。2022年4月には「ダイバーシティ＆インクルージョンセンター」を設けるなど、多様性に関する取り組みを積極的に行っているようです。

第1位：東京大学

　第1位は、「東京大学」でした。1877年、東京開成学校と東京医学校の統合により誕生した東京大学。日本でも有数の難関校と知られている国立大学のひとつです。その教育方針の特徴として多様で高度な専門性などを掲げており、学生たちの才能を磨く学びのシステムを用意しています。

　東京大学では2022年3月にダイバーシティ＆インクルージョンの推進を目的とした「UTokyo D&I キャンペーン2022」を実施しています。ダイバーシティとインクルージョンの実現に向けた意識や行動の変化を促す活動などから、「多様な」イメージが高まったようです。

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