リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。全国にある大学の中で、受験生たちから高い評価を受けているのはどこだったのでしょうか？

　本記事では東海エリアの文系の高校生が「志願したい大学」をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：中京大学

　第2位は中京大学でした。愛知県名古屋市昭和区に本部を置く中京大学は、1954年に設立された「中京短期大学」を前身とする、1956年創立の私立の総合大学です。「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」を建学の精神とし、学問とスポーツによる教育を掲げています。

　「教職課程」をはじめ「司書課程」「社会教育主事課程」「学芸員課程」「社会福祉士課程」など、資格取得に対応したカリキュラムを多く採用している点が特徴で、2021年度卒業生の就職率は98.2％を記録しています。卒業生の半数以上が500人以上の従業員数を誇る企業に勤めているため、就職に強い大学としても注目を集めています。

第1位：南山大学

　第1位は南山大学でした。第2位の中京大学と同じく、愛知県名古屋市昭和区に本部を置く南山大学は、キリスト教のカトリック修道会、神言会を母体とする私立大学で、1946年創立しました。西日本唯一のカトリック総合大学で「キリスト教世界観に基づく学校教育を行う」を建学の理念とし、「Hominis Dignitati（人間の尊厳のために）」という教育モットーを掲げています。

　2021年度卒業生の就職率は97.01％で、主な就職先は金融機関、保険業界など多彩。特に地元での就職に強い印象を受けます。そのほか、入学後の早い段階から学生のキャリア形成を支援する「キャリアサポートプログラム」を実施するなど、目標を持って学問に向き合う環境が整っています。

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