リクルート進学総研は、高校生の大学選び動向を明らかにするため「進学ブランド力調査」を実施し、調査結果を発表しました。 全国には多くの大学がある中で、受験生たちからはどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では東海エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「学びたい学部・学科がある」のイメージ項目が高かった大学をランキング化し紹介します。

（出典元：リクルート進学総研「進学ブランド力調査2022」）

第2位：名古屋大学

　第2位は「名古屋大学」です。1871年に設立された西洋医学を学ぶ「仮学校」を起源とする大学となります。2018年には、世界最高水準の教育研究活動が認められ文部科学大臣から「指定国立大学法人」に指定されたことでも話題になりました。

　21世紀に入って、関係者から6人のノーベル賞受賞者を輩出するなど研究機関が世界的にも注目を集めています。

　また、岐阜大学と統合した国立大学法人「東海国立大学機構」が2020年4月に設立され、 教育・研究の新しい仕組みを構築する「東海国立大学機構プラットフォーム棟」の設立や、デジタル技術を活用して地域全体の新しい社会づくりに貢献するという「デジタルユニバーシティ」など、大規模なプロジェクトを実現。地元の名古屋を中心に、地域企業や行政との繋がりを強化し続けています。

　多くの学部を持ち、「工学部／工学研究科」の「附属材料バックキャストテクノロジー研究センター」など、専門的な研究を行うことができます。

第1位：東京大学

　第1位は「東京大学」となりました。1877年に設立された国立大学で、入学が難しいことで知られ全国から優秀な学生が集ってきます。

　卒業生や教授から、多くのノーベル賞受賞者を輩出していることでも有名。優秀な教授から授業を受けることができます。そんな東京大学では、リベラル・アーツ教育を実践。1、2年生が前期教養学部で幅広く基礎学習を行い、後期には専門的な分野の勉強をすることになります。

　学部はそれぞれが国内でも最高水準の授業を行い、特に医学部（医学科）の理科三類はもっとも入学することが難しいと言われています。また、日本の法学・政治学研究の中心として機能し続けている「法学政治学研究科・法学部」も人気となっています。

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