「マジンガーZ」、それとも「デビルマン」? 人気No.1を決めよう! 最も好きな永井豪原作のアニメ作品はどれ? 【人気投票実施中】
1967年のデビュー以来、「マジンガーZ」「デビルマン」「キューティーハニー」など、あらゆるジャンルで傑作を生みだし続けている漫画界の巨匠、永井豪さん。非常に多作の作家でも知られていて、多くの作品の映像化、版権管理など、プロデュース面は自身の立ち上げた「ダイナミック企画」名義で担っています。
今回は、そんな数ある作品のなかから「最も好きな永井豪原作のアニメ作品はどれ?」というテーマでアンケートを実施します。あなたの心に残る作品は何でしょうか? まずは代表的な作品を紹介します。
マジンガーZ
言わずと知れた「巨大ロボットアニメ」の金字塔です。現在、日本のアニメでは定番となっている「人がロボットを操作して戦う」という設定を日本に根付かせた立役者は「マジンガーZ」と言っても過言ではないでしょう。もともとアニメの企画から始まった作品で、アニメ放映は全92話平均視聴率22%という、まさに説明不要の大ヒット作品となりました。
関連する「超合金ロボット」などのおもちゃや、水木一郎さんの歌う主題歌などでもよく知られ、登場から40年以上経つ現在でも関連作品の制作やゲーム作品への参加など、非常に高い人気を誇ります。2017年にはアニメ版の後日譚として「劇場版マジンガーZ INFINITY」が全世界公開されました。
デビルマン
神と悪魔による世界再生をテーマにした「黙示録」的世界観によって、後続のアニメやマンガに大きな影響を与え続けている傑作です。漫画版は全53話、単行本全5巻。映像化作品についてはアニメを中心に現在まで何度も制作されています。
最初のアニメ版は1972~1973年放映で、全39話。こちらは原作と比べてよりヒーロー物としての要素が強く、幅広い年代に親しまれました。日本を代表する作詞家である故・阿久悠さんによる主題歌も印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
キューティーハニー
1973年から放映された変身ヒロインアニメ。宝石や美術品を狙う犯罪組織パンサークローとキューティーハニーの戦いを描いた作品です。主人公・如月ハニーの特殊なSF設定は、その後のアニメやゲーム、特撮作品などに登場する変身ヒロインの「ひな型」といえるでしょう。
永井作品の特徴の一つである「お色気路線」がちりばめられ、独自の変身シーンが誕生。また主題歌も人気を博し、さまざまなアーティストがカバーしました。2018年には、リメイクアニメ「Cutie Honey Universe」が放送され、大きな注目を集めました。
ドロロンえん魔くん
1973年に週刊少年サンデーで漫画連載された作品で、閻魔大王の甥である「えん魔くん」が人間界で妖怪から人間を守るように命じられる、という設定で始まる妖怪ギャグ漫画です。ギャグやパロディも永井豪の得意とする分野で、特に漫画版はギャグ要素が強い作品となっています。
1973年から25話放映されたアニメ版では、アニメ「デビルマン」で脚本を担当した辻真先さんや、円谷プロダクションの特撮番組「帰ってきたウルトラマン」でメインライターを務めた故・上原正三さんにより、シリアスかつ人情味あふれる重厚なストーリーとなっています。
DEVILMAN Crybaby
永井豪さんの「画業50周年」を記念して、2018年にNetflixで全世界配信されたアニメ作品です。「四畳半神話大系」「映像研には手を出すな!」などで知られる湯浅正明さんが監督を務めました。
漫画版の持つダークさを意識しつつ、舞台設定を現代にマッチするようにアレンジ。漫画版を彷彿とさせるような暴力表現や性描写などが盛り込まれ、話題となりました。
その他
日本のみならず、世界のSF作品に影響を与えた永井豪さん。ダイナミックかつアダルトな世界観に衝撃を受けた人も多いことでしょう。今回の投票では、紹介した4作品のほか、22作品をピックアップ。ぜひあなたの好きな作品に投票してください。
それ以外に好きな作品があるという人は「その他」に投票のうえ、コメント欄に作品名をお書きください。それでは投票、よろしくお願いします!