大東建託は、北陸エリアに住んでいる20歳以上の男女を対象に「居住満足度調査」を実施しました。アンケート結果は「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング〈北陸版〉」で発表されています。

　「街の幸福度ランキング」は、2019年から2022年まで、合計1万2922人の回答を対象に集計したものです。

　今回は、アンケートの中から「街の幸福度が高い自治体」を紹介します。50人以上の回答があった自治体が対象です。北陸エリアに住んでいる人で“この街に住めば幸せ”と感じやすいのはどの自治体でしょうか。さっそく、ランキングを見てみましょう。

（出典元：いい部屋ネット「街の幸福度 自治体ランキング〈北陸版〉」）

第2位：福井県大飯郡高浜町

　第2位は「福井県大飯郡高浜町」です。福井県の最西端に位置しており、京都府舞鶴市などが隣接しています。

　「日本の夕陽百選」に選ばれている若狭和田ビーチをはじめ、町内に海水浴場が複数存在し、観光客が訪れる名物スポットとなっています。

　また高浜町は、関西圏へのアクセスが良好である点をアピールポイントに挙げています。京都府の中心部まで約2時間、大阪府の中心部までは約2時間30分と利便性を強調。平日は自然豊かな高浜町の生活環境で心地よく暮らし、休日は都心へ遊びに出かけるのが、幸福度の良好な結果につながっているのではないでしょうか。

第1位：富山県滑川市

　第1位は「富山県滑川市」です。富山県の北部、県内では2番目に小さい市町村であり、ホタルイカの名産地として知名度を上げています。

　観光施策として自然環境を前面に打ち出しているのが滑川市の特徴。1998年には世界唯一の「ほたるいかミュージアム」、海洋深層水を生かした海洋療法（タラソテラピー）を体験できる健康増進施設「タラソピア」の2つのスポットを開設して、休日は観光客や地元の家族連れでにぎわっています。

　小さな自治体でありながら魅力ある街づくりをしている点は、幸福を感じさせるのにつながっているようです。

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