大東建託は、福井県に住む20歳以上の男女3302人を対象に居住満足度調査を実施し、その結果を「いい部屋ネット 街の幸福度 自治体ランキング＜福井県版＞」として発表しました。

　このランキングは回答者50人以上の自治体が対象で、2019年～2022年の回答を累積して集計しています。幸福感を抱いている福井県民が多いエリアはどこだったのか、さっそくランキングを見ていきましょう！

（出典元： いい部屋ネット「街の幸福度 自治体ランキング＜福井県版＞」 ）

第2位：三方上中郡若狭町

　第2位には、福井県の南西部に位置する「三方上中郡若狭町」がランクイン。ラムサール条約に登録された「三方五湖」や全国名水百選の「瓜割の滝」、1級河川「北川」など、水資源が豊富な“水の町”として知られています。また、若狭湾でとれる海の幸や、縄文時代の遺跡・古墳群、現在は国の重要伝統的建造物群に選定されているレトロな街並みの「熊川宿」など、観光地としての魅力も多くあります。

　自治体の政策としては、若狭町独自の「里っ子保育」が特徴。町立保育園では遊具や玩具は最小限に留め、豊かな自然環境に触れながら子どもたちの個性を伸ばしており、社会性、創造性、自主性を育てる保育として定評があります。回答者のコメントでは「家があって家族がいて、家族や近所の人みんなで助け合って生きている」「自然のなかでのんびり過ごせる」といった声が挙がっていました。

第1位：大飯郡高浜町

　第1位は、福井県の南西部にある「大飯郡高浜町」でした。若狭湾に面しており、全長8kmにもなる砂浜と若狭富士とも呼ばれる「青葉山」、日本の棚田百選「日引の棚田」など、海や山々が織りなす箱庭のような自然美が特徴。関西の避暑地として親しまれてきた歴史があり、夏には関西・中京圏からの海水浴客で賑わいます。

　また、古くより関西の観光客との交流があったことから、訪れる人を迎え入れる風土、人との繋がりを大事にする風土が根付いています。お祭りの委員やまちづくり活動など、 それぞれが地域での役割を持ち、ご近所さんと助け合いながら生活する、温かな雰囲気が魅力です。回答者からは「家族が元気ですごせている」「家族が仲が良い」「安定した仕事で、安定した給料をもらえる」といった声が挙がっていました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！